5月20日(土)、21日(日)に開催された「WOMAN EXPO TOKYO 2017」。21日には「インテリアからつくる今どきの住まい」が行われました。プレゼンテーションの撮影も可能だった同セッションでは、参考になりそうな事例を撮影しながら真剣に耳を傾ける女性の姿が目立ちました。

 家族の生活スタイルによって、住まいへのニーズは変化していくもの。暮らしの研究を専門にしているという積水ハウス総合住宅研究所 課長 河崎由美子さんは「今どきのファミリー」に着目し、多くの事例を使って、最近求められているインテリアとそのポイントを説明しました。

積水ハウス総合住宅研究所 課長 河崎由美子さん

「二人で家事をする」インテリアに

 今どきのファミリーについて河崎さんは、「自分らしさを表現したいこと、友達や家族をとても大切にしていることが特徴です」と語ります。「今年、2000人のお父さんを対象に家事についての調査をしました。すると、若ければ若いほど家事をする率が高かったのです」(河崎さん)。若いお父さんが家事をする割合が高いことで、どんなことが起こるのでしょうか。

 「これまで一人でこなしていた家事を、一緒にするスタイルに変わってきています」と河崎さん。こうした意識やライフスタイルは住まいの間取りにも反映され、選ぶインテリアにも変化が生まれているといいます。

アラサー世代のお父さんは、夫婦で一緒に家事をする傾向が。料理や食事の準備、洗濯、掃除において、他の世代よりも積極的だそう

 また、シンプルライフを好む傾向があるようです。「若い人ほどシンプルな家具やインテリアを好み、使わないものは処分して置かないようにする人が多くなっています」と河崎さん。一方、床には無垢材を選ぶなど投資を惜しまない人も増えているのだとか。

 続いて河崎さんは、同社が手掛けた事例を中心に、最近のインテリアのポイントを紹介しました。まず壁の使い方として、壁の1面、または2面を「アクセントウォール」にするという方法があるといいます。

 「例えば、洗面空間に好きな色を使えば、元気な気分になるかもしれません。カラークロスを選んでもそんなに値段が変わらないので、壁紙は遊んでみると楽しいかと思います。少し色を加えるだけでインテリアが変わります」(河崎さん)