将来を見据え、何者にも取って代わられない仕事のスキルを磨こう

 また、「誰にも負けない強みを一つ持とう」というテーマでは、「定型業務だけこなせることで安心していては、成長はストップしてしまうのです」とアドバイス。

 「この春も多くの新入社員に向けた研修を行いましたが、皆さん、とても優秀です。携帯電話は小学校から、きちんとメールを書いたのは中学校からと、そもそものITスキルが高いので、定型業務で勝負したら恐らく私たちは負けてしまいます」

 近い将来、AIが脅威になってくることも解説。「日本では、約半数の人の仕事がAIなどに代わるかも」「2030年、国内バックオフィス人員は140万人消える」といった試算もあります。「今の年齢に12年プラスしても、ほとんどの人はまだまだ働いているはず。意外なようですが、2030年は遠い未来ではないんです。だからこそ、AIに取って代わられない仕事、例えば、企画提案や事務改善、人材育成、コンサルティングといった業務に長けていかなくてはなりません。『企画といえば○○さん』と周囲に認めてもらえれば、今後も指名してもらえますからね」

残業なしでも自分の時間ができる! スキマ時間のつくり方

 働き方改革が進む中、残業しない計画の立て方は課題の一つ。講演では、効率のよいTo Doリストの書き方が紹介されました。「To Doリストを書いている人は?」との問い掛けには、会場の約半数が挙手。「書いていないという人は、帰る前か出社してパソコンに触る前の5分でいいので、ぜひとも書く習慣を付けて」とアドバイスする鈴木さん。

 「やることをリストアップするだけでは、漏れがなくなるだけ。もっと効率よく仕事をこなしたいなら、まずは帰る時間を決めること。それから時間と優先順位を決め、その日、必ずやる仕事は集中できる朝時間に入れましょう。急な依頼などに備え、To Doリストに書くリストは70~80%程度に抑えることも大切なポイントです」

必ずやる仕事は集中できる朝時間に入れるのがポイントだそう