最も有望なのは、アメリカ育ちの男性
焼酎の水割りがどんどん進んでいる圭子さん。少し酔いが回ってきたのか言葉が手厳しくなっています。でも、なんだか面白い。僕が同じく独身女性だったら大笑いしていたことでしょう。
現在、最も有望なのはアメリカ育ちの周平さん(仮名)です。1歳年上とは思えないほど老けた外見らしいのですが、テレビ関係の仕事を精力的にこなしている働き者とのこと。
「海外出張をするたびにホテルから絵はがきを送ってくれます。送ったよ、なんてLINEで知らせてきたりはしないので、彼が帰国した後に絵はがきがポトリとうちの郵便受けに入っているんです。胸がキュンとしちゃいます」
ただ、問題もあるとのこと。「やきもちをやきすぎるところ。自分が海外出張中なのに、私が飲み会に行っていてLINEの返しが遅くなったりすると、『ノーレスか!』と抗議のメッセージが入っていたりします。ちょっと重いな、と思いますね」
3人とも働き者でいい人だけど野暮ったいところがある、ということですよね。圭子さんは、男性の外見はファッションをすべて取り換えれば何とでもなる、と断言しています。同じように、コミュニケーションの仕方にちょっと問題があったとしても、結婚生活で心身が落ち着いていくと少しずつ改善していく可能性もあります。
圭子さん、そろそろ決断してはいかがでしょうか。モテているうちがチャンスですよ!
(再来週は新たなキャリア女子のラブストーリーをお届けします)
文/大宮冬洋 写真/鈴木愛子
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