Bさん 例えば女優の〇〇さんがタイプだからと言って、必ずしもその女優さんに似た人を好きになるわけではないし、付き合うわけでもないですから。それと同じです。
Cさん そうそう。理想だけでは結婚生活は成り立たないし、結婚ということを考えると、実生活でうまくやっていけるかどうかが重要なわけで。
Aさん だから「いい人=理想の人」っていうわけではないんです。ただ、どういう人が「いい人」なのかと聞かれると、即答は難しいですね。まだ言語化できていない部分が多いというか。
「自分の友達と仲良くできる人」がいい
Dさん 僕は「自分の友人と仲良くできる女性」がいいと思ってますね。「こういう人がいい」というよりは、「最低限、自分の友達と仲良くできる人じゃないとイヤだな」という感じですが。あとは、ケンカした後に無言だったり無視したりしない人がいいです。
Cさん ああ、電話とかでも無言になる人いますよね。あれ、困りますよね。「この時間、何?」って思います(笑)
Dさん そうなんですよ。しゃべらないと解決しないし、解決しないと前にも進まないのに、「何で無言になるだろう?」って。だから、建設的な話ができる女性がいいですね。「今は話したくないから、あと3時間くらいは放っといて」とか、ちゃんと言葉にしてくれる人がいいです。
Cさん それで言うと、僕は「前向きな女性」がいいですね。長い結婚生活ではいろいろな問題が起こると思うので、そういうときに、「まあ何とかなるよね」くらいの感じで、一緒に乗り越えてくれる女性がいい。例えば無職になったり心身を壊したりしたときに、「あんたこれからどうすんのよ!」とか言われると、ちょっとしんどいので。
Bさん 確かに、ネガティブな人はしんどいですよね。
――その他には何かありますか? 「こういう人と結婚したい」というポイントがあれば教えてください。
Cさん 「前向きで明るい」以外だと、「健康」な女性かなあ……。日本の女性は、みんな体形を気にし過ぎだと思うんですよ。もっといっぱいご飯を食べたほうがいい!(笑)極論を言うと、二人でアフリカに行っても全然気にせずに生きていけるような、生命力のある女性がいいですね。
Bさん 僕は付き合っている相手に対してだけじゃなくて、「周りの人みんなに優しい」ということを重視しますね。自分にはいい顔をしているのに、周囲の人に対しては配慮のない言動を取っているのを見ると、「え……」と思って引いてしまいます。あとは、「自分の仕事が好き」であることも大切です。
Dさん 僕は「自分に依存してこない女性」ですかね。自分以外の人とも、きちんと交流がある女性がいい。
Aさん 分かります。全部を頼られると、二人でいても自分一人の世界にしかならないので、「自分を持ってる女性」がいいですね。あとは、「美的センスと価値観が合う人」かな。自分と美的感覚や価値観が合うっていうのは、僕にとっては重要なポイントですね。
――付き合っている男性に、女性のほうから結婚のアプローチをするのはアリなんでしょうか?
Cさん 僕は、「もうあたしでいいじゃん!」と言って、笑って押し切ってくれるくらいの女性もすてきだと思います。それぐらいの人じゃないと、何かもう結婚に踏み切れない気がするので(笑)。
――逆プロポーズもOKなんですね。
Cさん 女性からは情けないと思われるかもしれませんが、それくらいの勢いでこられないと、こっちからはなかなか……ね。
Bさん 自ら婚約指輪を持ってきてくれるとかね(笑)。
Aさん 僕たちには、お膳立てが必要というか(笑)。
Cさん 指輪のカタログを持ってきて、「コレ買って」みたいな。そしたらたぶん、ちょっと面白くて買っちゃいますよ、婚約指輪。「君、面白いねえ」って思って(笑)。
――逆プロポ―ズは、あくまでも「面白く」っていうのがポイントなんですね(笑)。