自分からは「付き合おう」と言わない

――ちなみに、皆さんいつもどういう感じで女性と付き合うに至るんでしょうか。第1回の座談会で「女性からの逆プロポーズもアリ」という話が出ましたが、自ら積極的にアプローチしたり、告白したりして付き合うタイプですか? それとも女性からのアプローチや告白を待つタイプですか?

Bさん えーっと、ちょっと言いづらいんですが、皆さん大人になってから「告白」ってありますか? 僕は大人になってから、してないんですが……。

「告白」なんて、大人になってからしてないんですが… (C)PIXTA

Aさん 僕も、かれこれ10年くらい順番が逆です。

Dさん 僕は逆じゃないです! 普通にデートして、気持ちを伝えて付き合います

――えっと……。順番が逆というのは、つまり体の関係から入って、付き合うに至るということですよね。でも順番が逆だったら、「この女性は自分のことをどう思ってるんだろう?」と、不思議に思わないですか? 「自分のことが好きなのかな」とか。

Cさん えーっと、そんなに深く考えないです。あのですね……こんなことを言うのは本当に申し訳ないし女性を敵に回しそうなんですが、男はまず性欲から入る人が多いんじゃないかなと思うんです。そうじゃない方ももちろんいると思いますけど。その過程で、相手と会ったり飲んだりしているうちに、「かわいいな」とか「いい人だな」という感情が生まれてくるんです。だから体の関係から入ったとしても、ストレートに付き合おうとはならないんです。自分がその女性のことを好きで恋愛対象として見ているなら、何か言うと思いますが……。

――そうなんですね。いや、実は女性の恋愛に関する悩みのうちの一つに、「私たち付き合ってるの?問題」というものがありまして。この問題は、「二人で会っていて体の関係もあるけど、相手が自分のことをどう思ってるのか分からない。でも口に出して確認するのは怖いから、『私たちって付き合ってるのかな?』と、一人もんもんと悩んでしまう状態」のことを指すんですけれども。

Cさん そういう悩みがあるんですね……。

――はい。例えば好きな男性と二人で会っていたときに、その場の流れや雰囲気で、自分の意思表示をしないまま体の関係を持つと、後々「曖昧な関係」に傷ついたり、悩んだりする場合があります。「体の関係を持つことで付き合いに発展するかも」とか、「体の関係を持ったら付き合ってくれるかも」と期待して、そういう関係になる女性もいると思いますし、体の関係を持った後に好きになっていくパターンもあると思います。もちろん大人の関係として割り切っている人もいると思うので、女性もいろいろですが。

Bさん 女性って、そんなことを考えてるんですか……!?

Aさん 相手のことが好きな場合、そういう気持ちを隠している場合もあるんですね……。

――そうなんですよ。なので、この「私たち付き合ってるの?」問題を解決するために、ぜひ男性側の意見も伺いたいんですが、体の関係から入った場合どういう流れで付き合うことになるんですか?

Bさん えーっとですね、まれに「私って何なの? ハッキリさせましょう」と伝えてきてくれる女性がいまして。自分としては、そこでようやく相手の気持ちに気付く感じです。

Cさん 僕も同じです。今まで付き合った女性は、「私たちの関係をハッキリさせましょう」と、口に出して伝えてきてくれた人ですね。

Aさん 僕も同じです。

――なるほど。男女はやっぱり考え方や行動の仕方が違うのかなぁ。

結婚はあなたにとって、何ですか?

――では、今度はまた結婚の話へ。「結婚」という言葉を聞いて、皆さんがまず思い浮かべるものは何ですか? 言葉でもイメージでも何でもいいので、思い付くものを教えてください。

Aさん 結婚とは「人生の一番の目的」ですね。

Cさん え!? 一番の目的なのに、何でまだ結婚してないんですか(笑)。

Aさん いや(笑)、逆に重きを置き過ぎちゃって、なかなかできないんですよ。好きな食べ物を最後に食べようと思って楽しみにしていたら、おなかいっぱいになって食べられなくなっちゃった……みたいな(笑)。

Cさん じゃあ、結婚しない人生は考えられないですか?

Aさん 考えられないですね。

Dさん 僕は「結婚=安定」ですね。安定して、一緒にいられる人がいたほうがいいなと思っているので。

――BさんとCさんはどうですか?

Bさん 何も思い浮かばないです……。真面目に考えると、分からない

Cさん 同じです。正直、分からないですね。そもそも、僕は全員が結婚しなければならないとは思っていなくて。今は自分の生き方次第で、男女共に自立できる時代になってきました。だから、そこまで結婚というものに固執する必要はないんじゃないかなと思います。結婚してる人もいれば、していない人もいて、シングルマザーやシングルファーザーもいて、そういう多様な生き方があっていいと思っているので、結婚について真面目に考えると、ハッキリとした答えが出ないですね。

Bさん そうですね。真面目に考えれば考えるほど、分からなくなってきますよね。

Cさん はい。それにこういう真面目な話は、実は普段、女性とはしないようにしています。結婚に憧れを持っている女性は多いと思うので、自分の考え方をストレートに受け入れてくれる女性は少ないんじゃないかな……と思っているので。そういうジレンマはありますね。

――確かに真面目に考えると、「結婚」って何なの分からなくなってきますね……。では次回は、結婚後の生活に関する価値観などを伺いたいと思います。ありがとうございました。

第3回(6月26公開予定)につづく▶

聞き手・文/青野梢 画像/PIXTA