共働きなら、家事分担は「年収比率」が理想
――では今度は、結婚後の生活に関する価値観を伺いたいと思います。共働きの場合、家事分担はどういう形が理想ですか?
Bさん 「年収比率」に応じて家事を分担したいです。妻の年収が400万円で、夫の年収が600万円なら、家事の負担はそれを反転させて、「妻6:夫4」の割合で。もちろん妻のほうが年収が高くて、「妻の年収600万円:夫の年収400万円」なら、家事負担は「夫6:妻4」です。この考え方に同意してくれない男性とは、結婚できないなと思います。
Cさん 同じです! 友人で、自分のほうが稼いでいるのに夫が家事を何もやってくれなくて、それに耐え切れなくなって離婚した人がいます。だから私も、家事は年収比率に応じて分担する形がいいですね。
Bさん 共働きを選択する上では、年収比率に応じた家事分担は本当に重要だと思います。たまに、ゴミを「ゴミ置き場に持っていく」ことが「ゴミ捨て」だと思っている男性がいますが、それは家事をやっているうちには入らないと思います。
Aさん そうですね。それはただの運び屋ですね(笑)。
Bさん 「ゴミ捨て」というのは、家の中にあるゴミを集めて、それを分別して捨てることです。決して、「既に分けられたゴミをゴミ置き場に移動させること」ではないんです。でも、この「ゴミ移動」と「ゴミ捨て」の違いを分かっていない男性が意外と多いので、そういう場合は、家事の定義から話し合わなければいけないな、とも思っています(笑)。
家計管理 財布は別々か? 私が管理か?
――家計の管理はどうしたいですか? 自分が管理したいと思いますか?
Cさん 私は、夫婦の財布は別々がいいです。家賃や光熱費などの必要経費は半々で出し合って、それ以外はおのおのが管理すればいいと思っています。
Bさん 相手に浪費されると困るので、私は自分が夫婦の家計を管理したいですね。夫には、必要経費や貯蓄分を差し引いた上で、自由に使っていい額を計算して渡そうと思っています。「あなたが稼いできたお金のうち、今月自由に使える金額はコレですよ」という形で。
Aさん ボーナスは夫に全額渡して、毎月のお給料は私が管理するのはどうかな……と思っています。実際にそうするかは、まだ分からないですが。
Dさん ボーナスが少なかったとしても、夫はその額で次のボーナスまでやりくりをするってことですか?
Aさん そうです(笑)。
Bさん・Cさん キツイ!(笑)
Aさん 逆にボーナスがアップするように、頑張ろうと思うかもしれないし(笑)、「おこづかいを増やして」と私に言うんじゃなくて、仕事で結果を出して、ボーナスに還元できるような人であってほしいという願いを込めて(笑)。
Cさん なるほど(笑)。