7月17日(日)、アクロス福岡(福岡・中央区)で開催された「WOMAN EXPO FUKUOKA 2016」にて、鈴木明子さんのスペシャルトーク「スケートで学んだチャンスをつかむ力、あきらめない力」が開催されました。2度の冬季オリンピックへの出場を果たし、現在はプロフィギュアスケーターとして活躍する鈴木明子さん。オリンピックという大舞台に立つ過程で鈴木さんが得た、チャンスをつかむために必要なこととは?

夢や目標を口にするのが苦手だった

 バンクーバーオリンピック、ソチオリンピックの2大会連続入賞、全日本選手権優勝など、いくつもの栄光をつかんできた鈴木さん。実は子どもの頃から、大きな夢や目標を口にするのが苦手だったそうです。「言葉にしてできなかったらどうしよう」という気持ちの方が先走ってしまい、自分の夢を語ることができませんでした。

 そんな鈴木さんが、「オリンピックに出たい」と周囲の人に宣言できたのは、バンクーバーオリンピック開幕の1年前。大きな覚悟が必要でしたが、言葉にしたことで、コーチをはじめさまざまな人たちが応援してくれました。

 「まずは自分が一歩踏み出さなければ、誰も力を貸してくれません。私がオリンピックに出たいと自分の意志を伝えたから、周囲のサポートを得られ、オリンピックというチャンスをつかむことができたのだと思います」(鈴木さん)

「夢や目標を口にするのが苦手だった」と話す鈴木明子さん

 チャンスはさまざまな場面で巡ってきます。でも、チャンスというボールが飛んできていることに自分が気付かなければ、そのボールを打ち返すことはできません。

 「自分にはチャンスが来ないと思っている人も、実はチャンスが見えていないだけなのかもしれません。まずは、チャンスを見極める目を磨き、それをどう打ち返すか、日々準備しておくことが大切なのだと思います」(鈴木さん)