7月17日(日)にアクロス福岡(福岡・中央区)で開催された「WOMAN EXPO FUKUOKA 2016」。六本木ヒルズの美容皮膚科「アオハルクリニック」院長の小柳衣吏子さんが、日ごろ美容皮膚科で行っている診療内容や、肌に万能な「ビタミンC」について分かりやすく教えてくれました。

メスを使わず肌をきれいにする美容皮膚科

「アオハルクリニック」院長の小柳衣吏子さんが、肌に万能な「ビタミンC」について講演
「アオハルクリニック」院長の小柳衣吏子さんが、肌に万能な「ビタミンC」について講演

 クリニックを訪れる患者さんの3大お悩みは、シミ・たるみ・毛穴。これらを、メスによる外科的な処置を一切せず、最新の機器や薬剤を用いながら改善していくのが美容皮膚科の特徴。いわば「お肌の美容のスペシャリスト」として、肌本来の美しさを引き出す治療を行っています。

 「シミには光治療をはじめ専用のレーザーなどを使います。たるみには高周波治療器で真皮に、超音波で筋膜にアプローチし、肌を支える各層を引き締めます。また、肌の奥にヒアルロン酸や筋肉にボトックス注射なども行います。このように、たるみの原因はさまざまな層にあって一筋縄ではいきません。網羅的な治療が必要となるのです。そして毛穴ケアの一番人気はケミカルピーリング。薬剤で角層をはがすことで毛穴や肌全体のターンオーバーを促し、透明感やハリのある肌へと生まれ変わらせます」(小柳さん)