物事がうまくいかないとき、環境さえ変えればすべて解決すると思っていませんか? 「環境を変えただけ」では、解決しないことがあると教えてくれる作品があります。

小さな友人から聞く大きな話  (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

 映画カタリストのゆうせいです。

 毎日頑張っているのに、何もかもがうまくいかないことってありますよね。仕事でもプライベートでも、「こんなはずじゃなかった」「本当はもっとできるはず」と自問して苦しくなることも。

 そのとき、うまくいかない原因を自分が置かれている環境のせいにしてしまうと、あなた自身はいつまでたっても変わらない、変われないかもしれません。

 本日紹介する映画「ダウンサイズ」は、今いる環境を変えることで大きな変化が見込めるけれど、それだけでは人生うまくいかない、問題が解決するわけではないと教えてくれる作品です。

【ストーリー】
人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。科学の進化によって、なんと人間を1/14に縮小する技術が発見された。ネブラスカ州オマハに住む、いたって平凡な夫婦、ポール(マット・デイモン)と妻オードリー(クリステン・ウィグ)。低収入でストレスの多い日々を送る二人は、大金持ちで、大豪邸に住めるダウンサイズされた世界に希望を抱き、13cmになる決意をする。しかし、ミニチュア化したポールに待ち受けるのは予想外の人生だった……。

環境を変えても変わらないものがある

ミニチュアサイズになることを決意した二人のはずが…  (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

 本作の主人公・ポールは、医師になりたかった理学療法士。日々の生活に大きな苦労はないけれど、本当はもっと大きな家に住み、ぜいたくな暮らしをしているはずだったと悩んでいます。

 日々真面目に働くポールを見ていると、「誰が悪いわけでもない、不景気が全部悪いんだ」と無責任なことを言ってうやむやにしたくなってしまうほどに共感するでしょう。

 そんなポールは、現在の資産が何十倍にもなる「小さな世界」に飛び込むことを決心するわけですが、今の環境を変えても解決しないことがあると思い知らされるのです。