社会人になるといつまでも学生気分でいるなと怒られがちですが、はたしてそれって本当に悪いことなのでしょうか?

鳥人間コンテストが舞台の青春映画です (C) 2017「トリガール!」製作委員会

 映画ライターのゆうせいです。思春期に入るまでは、学校行事を思いっ切り楽しんでいました。しかし思春期を迎えると、なぜかいろんなことが恥ずかしくなったり、異性の目を意識してしまったりして、全力で取り組めなくなったことがあります。皆さんも、そんな経験ありませんか?

 学生から社会人になるときにも同じような感覚になると思っているのですが、私だけでしょうか?

 本日ご紹介する「トリガール!」は、学生時代の青春そのものを描いた作品。社会人の立場からすると、ちょっとついていけない……なんて引いて見てしまいがちなのですが、それってすごくもったいないことかもしれません。

【ストーリー】
流されて流されて、なんとなく生きてきた、鳥山ゆきな(土屋太鳳)。一浪して入った理系大学では入学早々、理系のノリにカルチャーショック! そんなとき、一目ぼれした高橋圭先輩(高杉真宙)に「いいカラダしてるね!」と殺し文句で誘われるまま、フラフラとサークルに入部。そのサークルこそ、毎年、二人乗り人力飛行機で「鳥人間コンテスト」を目指す人力飛行サークルだった! 憧れの圭先輩と二人っきりで大空に羽ばたくはずが……ヤンキーかぶれのくせに、メンタル最弱の坂場先輩とコンビを組むことに。こうしてゆきなの、恋よりもドキドキする最高の夏が始まる――!

いつまで学生気分なんだと言われても

メガネ先輩、ボディータッチ多めです (C) 2017「トリガール!」製作委員会

 社会人になると、学生ノリや学生気分は悪いことの代表のように言われます。

「いつまで学生気分なんだ」
「会社は学校じゃない」

 偉そうに説教する上司や先輩にだって学生時代はあって、いきなり社会人の自覚を身に付けたわけでもないのに当たり前のように言ってくる。

 確かにいつまでも学生気分では、責任感が養われないですし、学生ノリで仕事をしていては、いつかは大きなミスにつながるかもしれません。

 でも、社会人になったからといって、すぐにすべてがうまくいくわけでもなく、仕事でつまずくことも、ミスをすることも多々あります。仕事はクールにこなすなんてことは幻想で、泥臭い仕事もしなくてはいけません。

 そんなときに自分を助けてくれるのは……もしかすると学生ノリなのではないでしょうか?