信じることは大切 でもそれが難しい
でも、どれだけ強く信じても、ときには報われないことだってありますよね。
不可抗力や想定外の事象に邪魔されることも、あなたの意思に反して、部下や後輩の努力の甲斐なく失敗することもあるでしょう。
その時、あなたは裏切られたと思うかもしれません。期待が失望に変わり、信じた相手を恨んでしまうこともあるかもしれません。信じる思いや期待が強ければ強いほど、それが怒りに変わってしまうこともあるかもしれません。許せないとまで感じるかもしれません。
でも信じたのはあなたであって、それは誰のせいにもできません。そこでもう一度、相手を信じてあげてください。なぜなら、自分のことを信じてくれない上司や先輩と一緒に仕事をしたいとは思わないからです。
「信じる」ことの怖さと難しさに悩み、苦しむ登場人物から、あなたは何を感じるでしょうか? 胸がかきむしられる作品ですが、きっと部下や後輩に、そして大切な人にもっと優しくなれるはずです。
それでまた。
ご存じ、ゆうせいでした。
文/永井勇成