相手のためを思ってアドバイスしているつもりが、自分の理想を押し付けるだけになっていませんか?

天才少女を演じる天才少女 (C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 誰かにアドバイスをすることってありますよね。そんなときに、アドバイスがうまく響かなかったり、聞き入れてもらえなかったりすると「せっかくいい事を教えてあげているのに、どうして言うことを聞かないの」と思うこと、ありませんか?

 「あなたのためを思って言ってるのに」と怒る前に、相手がどうしたいと思っているのか、もう一度考えてみる必要があるかもしれません。

 本日紹介する「gifted/ギフテッド」は、アドバイスしているつもりが、実は自分の理想を押し付けているだけかも、と考えさせられる作品です。

【ストーリー】
フロリダで暮らす、ちょっと変わった二人と1匹の家族。7歳の生意気ざかりのメアリーと、彼女の叔父でシングルのフランク、そして猫のフレッド。互いがいるだけで、毎日が記念日のように楽しい時間は、メアリーが学校へ行くことになり揺らぎ始める。彼女には、生まれながらにして数学の天才的な才能(ギフテッド)があった。フランクはメアリーの英才教育をかたくなに拒むが、そこへ縁を切ったはずのフランクの母親が現れ、彼からメアリーを奪おうとする。歴史を変える才能の開花か、愛する者と生きる人生か──果たして、メアリーにとっての本当の幸せは? 悩めるフランクには、メアリーの母である亡き姉から託された「ある秘密」があった──。

相手の意思を無視したアドバイスをしていない?

ずっと一緒にいたいだけなのに… (C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 アドバイスを求める人にも意思があります。できればこうしたい、という願望レベルのものかもしれませんが、ゼロであることはありません。その選択が正しいのか、他にも選択肢がないかと考え、迷っているのです。

 しかし、その人がどうしたいかを考慮せずに、こうすべきという押し付けが先行してしまうことがあります。自分では気付かないうちに。

・自分が過去に実践したことが唯一の正解だと思っている
・それしか正解がないと思ってしまっている
・他の選択肢では間違った結果を招くと思っている

 自分の経験から何かを言えば間違いは少ないかもしれません。実際に自分が経験してきたことですから、説得力もあります。しかし、それはあくまでも自分のケースであり、自分のパターンでのみ成功したやり方かもしれないと、気付くべきです。