ずっと気になってた生理のあれこれ 産婦人科医に聞きました

 産婦人科医の吉野一枝さんに読者からのお悩みを解決してもらう「Q&Aスペシャル」。生理痛の緩和法から生理用品の使い方まで、目からウロコの知識が満載です。

なかなか人と話すことのない生理の悩みを産婦人科医に聞きました (C) PIXTA

Q.そもそも「生理痛」がどんなものか分かりません。生理に伴う便秘とその腹痛とは別物ですよね?(31歳)

A.生理痛は腹痛だけでなく腰痛や頭痛など、症状は人それぞれ

 私自身は、生理痛が全くありません。生理がきたことに気づかず、白衣に血が付いたまま仕事をしたこともあります(笑)。

 ただ相談者の方は私のように痛みがないわけではなく、腹痛はあるんですね。でもその痛みが生理からきているものか、便秘のせいなのかは判断がつかないと思います。生理痛は腹痛だけでなく、腰痛や頭痛、吐き気など、人によって症状はさまざまです。

 生理痛の原因は、経血を体の外に出すために起こる子宮の収縮です。子宮内膜にある発痛物質のプロスタグランジンが、子宮収縮を促すとともに全身に回り、あちこちで痛みを引き起こします。

 生理痛やPMS(月経前症候群)、また生理そのものもストレスや体調、年齢などによって変化します。経年によって女性ホルモンの量が減少することで、通常は35歳を過ぎると経血量も生理痛も少なくなりますが、もし年齢を重ねるごとに痛みが増しているという方は病気の可能性があります。痛みがひどかったり、継続する場合は、子宮内膜症の恐れもありますので、婦人科の受診をおすすめします。