働く女性のさまざまなにおい悩みを取り上げてきた本特集も残すところ2回。今回のテーマは「口臭」です。人とコミュニケーションを取るときに会話は不可欠ですが、自分の口のにおいが気になってモゴモゴ話してしまったり、相手の口臭が気になって一歩引いてしまったりと、口臭はコミュニケーションに支障を来たすことがあります。今回は、口臭の原因・対処法についてお届けします。

一度気になり始めるとずっと気になりますよね、口臭 (C) PIXTA

口臭の原因の大部分が歯垢や舌苔などによってつくられる

 口臭といっても、原因はさまざまです。ライオン ヘルスケアマイスターの山岸理恵子さんによると、口臭の原因は大きく4つに分けられます。

(1)生理的口臭(歯垢(しこう)・舌苔(ぜったい)・唾液の減少などが原因)

(2)病的口臭(虫歯・歯周病などが原因)

(3)外因的口臭(にんにくなどの食べ物、酒、タバコなどが原因)

(4)心因的口臭(口臭を過剰に気にして)

 よく「口臭があるのは胃が悪いから」と言う人がいますが、口臭は肺から口を通って出てくる呼気なので、胃が原因で息が臭うことはないそうです。にんにくなどを食べた後は胃から臭いますが、消化された後はにおい成分が血中に入り、肺からガスとして出てきます。

 「実は口臭の8割以上が口の中に原因があるといわれます。つまり、口の中を清潔に保つセルフケアによって、多くの口臭はケアすることができます」(山岸さん)

 では、歯垢や舌苔、唾液の減少が、なぜ口臭を生み出すのでしょうか?