作業療法士の菅原洋平さんによると、その人がもともと持つ遺伝子によって、夜ぐっすり眠り、昼に頭をすっきりさせる方法が少しずつ異なるそうです。光のコントロールが眠り改善に最も有効な人もいれば、深部体温をしっかり下げる対策をすることが最も効果的な人もいるそう。自分がどれなのか、チェックしてみましょう。

特集「仕事がはかどる睡眠術」目次
(1)睡眠は時間より質が大事? 眠りの常識ウソ・ホント
(2)夏の快眠ワザ6つ エアコンはつけっ放しにしてOK?
(3)寝ながらできること4つ 眠りの力を使って勉強や減量
(4)トイレ仮眠でもOK 午後の仕事がはかどる戦略的睡眠
(5)3つのタイプ別・睡眠トラブル解決法 あなたはどれ?(この記事)
(6)アンケートで分かった! 読者の睡眠のリアル(8月31日公開予定)

人によって、効果的な対策は違ってくる

3つの眠りタイプをチェック。あなたの遺伝子はどのタイプ? イラスト/森のくじら

 「疲れているはずなのになかなか寝付けない」「たっぷり眠ったはずなのに朝すっきりしない」……。さまざまな対策を実践しているのに、眠りの悩みが解消できない人は、その対策が自分にフィットしていないのかもしれません。

 生体のリズムは誰もが共通ですが、人が持つ遺伝子によって、どの対策が最もフィットするかは、少しずつ異なるそうです。主なタイプは以下の3つ。

(1)光が眠りに影響しやすいタイプ

(2)体温が眠りに影響しやすいタイプ

(3)起きている時間も眠いタイプ

 「例えば、(2)タイプの人は体温の調整が眠りに影響しやすいので、冷え性で体温の調整がうまくいかないと、いくら朝の光を浴びてもすっきり目覚めません。逆に、寝る前にストレッチをすることであっさりと眠りが改善できることがあります。どの対策が最も自分にとって感度が高いかは遺伝子で決められているので、一度見つけることができれば、基本的に一生変わりません」

 どれに感度が高いかは、実際にその対策によってすっきりした経験があるかどうかで判断します。では、早速チェックしましょう。