3つの眠りタイプをチェック 自分はどのタイプ?

(1)光が眠りに影響しやすいタイプ

● 朝日を浴びてすっきり目覚めた経験がある
● 夜、真っ暗でないと眠れない
● テレビの待機電源などの明かりが気になって寝付けないことがある

→ こんな対策を強化!
 網膜の細胞が厚く、光感受性が高いタイプの人は、良くも悪くも、光によく反応するため、朝は明るく、夜は暗く、と光にメリハリをつけるのがポイント。夜帰宅してからは、部屋の明かりを暗く落とし、入浴中も浴室の電気を消し、脱衣所の照明だけでお風呂に入るのも効果的。ベッドの位置は、窓際に頭が来るようにセットし、夜は遮光カーテンでしっかり暗くし、朝はカーテンを開けて朝日を脳に届けます。起床したらすぐにベランダに出るのも効果的。窓際で歯磨きをしたりメイクをしたりと、生活導線が窓際に向くように組み込むと、自然と朝の光が浴びられるようになります。

(2)体温が眠りに影響しやすいタイプ

● 冷え性である
● 筋肉量が少ない(体脂肪率が高い)
● 夏でも体がいつも冷たい
● お風呂で体を温めることでぐっすり眠れた経験がある
● 日中に運動をした日は寝付きが良くなる

→ こんな対策を強化!
 体温の調整によって睡眠がコントロールできるタイプの人は、体温のメリハリをつけるのがコツ。深部体温が最も高くなる夕方に、ウオーキングなどの軽い運動で体温を上げておくと、その落差で就寝時にしっかりと深部体温を下げることができ、いい眠りに就けます。就寝1時間前に湯船で体を温める、寝る前にヨガやストレッチをするのも効果的で、日中に体を冷やし過ぎないのもポイント。帰りの電車でウトウトしてしまうと、深部体温が中途半端に下がってしまい、就寝時に深部体温が下がらないので、帰りの電車で寝ないことを実践しましょう。