バッグ内の備蓄

 次に紹介するのは、災害時に備えて普段から携帯しておきたい19のアイテム。ポーチなどにまとめて通勤バッグに入れておくと便利です。自分のライフスタイルに合ったアイテムを選んでみましょう。

災害時に役立つアイテムはこの19点。自分のライフスタイルに合ったものを選んでみよう イラスト/尾崎悠子
災害時に役立つアイテムはこの19点。自分のライフスタイルに合ったものを選んでみよう イラスト/尾崎悠子

●災害時に役立つ19アイテム
□携帯充電器
□身分証明書
□筆記用具・メモ帳
□家族の写真
□マスク
□ばんそうこう
□目薬
□ウエットティッシュ
□汗拭きシート
□生理用品
□大判のハンカチ
□髪留め(ピン&ゴム)
□あめなどのお菓子
□ゼリー飲料
□レジ袋
□使い捨てカイロや冷感タオル
□携帯用トイレ
□防犯ブザーや笛
□ライト

会社用の備蓄

 災害時に役立つ19のアイテムに加えて、会社にもある程度の備蓄があると安心です。都市部では建物のゆがみから粉じんが舞い、目が開けられないほどほこりっぽくなることもあります。歩行が困難になったときに自分の身を守るためのアイテムをそろえておきましょう。

●会社に置いておきたいアイテム1
□眼鏡(花粉症用の眼鏡やサングラスでもよい)
□折り畳み式のヘルメット
□ジャージ(上下セット)
□ティッシュ
□ワセリン(ハンドクリームでもよい)
□手袋(冬は防寒用、夏は紫外線防止用のものでも対応可)

 また、会社から徒歩で帰宅する場合は、次の4つがあると便利です。

●会社に置いておきたいアイテム2
□スニーカー
□厚手の靴下
□リュックサック
□靴擦れ対策のばんそうこう

 しかし、被災直後は道が崩れていたりするためけがをしやすく、徒歩での帰宅は危険です。一人で歩いていると、女性を狙った犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。会社の仲間と協力し、社内の備蓄品を使って生活することを考えましょう。