スマホ充電を長持ちさせるコツ

 災害時はスマホの充電を長持ちさせることが大切となってくる。スマホのバッテリーが過剰に減る原因は、バックグラウンドで不要な通信が行われていたり、不要なアプリが起動していたりすることに加えて、ディスプレーが明る過ぎることが原因だ。

 不要な通信対策として、Bluetooth、GPS、Wi-Fiなどをオフにして、必要なときのみオンにするようにしよう。不要なアプリは、例えばiPhoneの場合は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの使用状況」からバッテリーを使っているアプリが確認できる。不要なアプリがあったらアンインストールがおすすめだ。

 また、ディスプレーの画面の明るさは調整できるので、明る過ぎる場合は下げておこう。同時に、操作されない場合にスリープ状態になるまでの時間を短くしておくのもおすすめだ。

バッテリーを長持ちさせるには、ディスプレーの明るさも重要ポイント (C)PIXTA
バッテリーを長持ちさせるには、ディスプレーの明るさも重要ポイント (C)PIXTA

 バッテリー残量がいよいよ減ってきたら、低電力モードや省電力モードをオンにすることで、消費電力を減らすことができる。一部の機能が制限されるなどの影響が出るが、消費電力がかなり抑えられる。

 災害大国日本では、いつ自分の身に災害が降り掛かってくるか分からない。いざというときのために大切なポイントを押さえておき、家族などとも共有しておくことが重要だ。

文/高橋暁子 写真/PIXTA