1. 出勤スタイル

「上は明るめの色で顔映りよく、下は引き締めてスタイルよく」という法則で全体が決まった!
「上は明るめの色で顔映りよく、下は引き締めてスタイルよく」という法則で全体が決まった!
<みなみさんによるポイント解説>

 竹内さんとお話ししてすぐに感じたのが、朗らかで周りを明るくするようなハッピーな雰囲気のある方だという印象でした。一方で、身につけていたお洋服はというと、その明るさを隠してしまうかのようなモノトーンが中心。肌や目、髪の色から分析できる「似合うカラー」の診断結果も、春の花畑のような明るい色やあじさいの色彩のような淡いきれいな色でしたが、「色のついている服はほとんど着ない」というので、思わず「もったいないです!」という言葉が出てしまいました。

 一緒にお買い物に行った日にすぐにご提案したのが、コーラルピンク、レモンイエロー、ミントグリーンといったキレイ色のブラウス。ご本人は「まぶしい…」という反応でしたが、ハツラツとした明るい人柄を表すアイテムを顔に近いトップスに置くことは必須と判断しました。

 上に羽織るジャケットはストレッチの効いた素材のオフホワイトノーカラージャケットを。さらに、首元にはコットンパールネックレスを。接客というお仕事に必要な、明るさ・親しみやすさ・礼儀をバランスよく伝えられます。コットンパール素材のネックレスは上質感のある輝きがあり、軽くて1日つけても肩が凝らない(そして、冷えない!)ので、働く女性のアクセサリーとしておすすめです。

 ボトムスは動きやすさを重視してパンツで。ご本人がお持ちだった7分丈ネイビーパンツを活かしました。足首を見せるだけで、ぐんと女性らしい魅力が出ます。「上は明るめの色で顔映りよく、下は引き締めてスタイルよく」という法則を覚えておくと、全体が決まりやすくなるんです。

 足元は明るめのグレージュパンプスを。黒や茶よりもひねりのあるオシャレ感を伝えられる優秀カラーです。