「ワンパターン」を解消するアイデア3種

同じパンでもいつもと違う種類を選んでみると楽しいかも (C)PIXTA
同じパンでもいつもと違う種類を選んでみると楽しいかも (C)PIXTA

 まず1位の「朝食がワンパターン」という悩みについては、大きく分けて3種類のアイデアが寄せられました。(1)味などのバリエーションを増やしてワンパターンを回避する方法、(2)日ごろからレシピを増やすために情報収集をする方法、そして、(3)独自のアレンジを試して変化をつける方法――これらを順に、具体例とともに紹介します。

(1)バリエーションを増やして選ぶ楽しみを

 パンの種類を変えてワンパターンを阻止している人や、さまざまなフルーツや卵を試している人、ふりかけやドリンク、スープの味などに変化をつけて楽しんでいる人が多数。その日の気分に合わせて選ぶことで、朝食が楽しくなるように工夫しているようです。

普段はスーパーで買える手頃な価格のパンを食べていますが、たまにデパ地下などで、いつもとは違うパンを購入。変化をつけるようにしています。(35歳、製造、マーケティング、既婚)

毎朝スムージーを飲んでいますが、季節のフルーツを取り入れてバリエーションを変えているので飽きません。飲むとお通じも良くなるのでオススメです。(28歳、建設、技術職、既婚)

産地が異なる卵を買ってみたりして、いろいろな種類の卵を試しています。(41歳、サービス、SE、独身)

ふりかけのバリエーションを豊富にして、毎朝食べたい味をチョイス!(24歳、製造、企画・マーケティング、独身)

数種類のフレーバーのプロテインを購入。プロテインは粉末を水で割って飲むのが一般的ですが、水だけでなく牛乳や豆乳、アーモンドミルクなどで割って変化をつけています。日によっては、おにぎりを食べたり、低糖質パンを食べたりもしています。(37歳、建設、一般事務、独身)

(2)日ごろからレシピを増やすために情報収集

 ワンパターンを回避するため、普段から情報収集を欠かさないという意見も。有名人などのオシャレな朝食を参考にしたり、ネットや書籍、テレビなどで食べたいレシピを探したり。中には、料理教室やホテルなどのメニューを参考にするというアイデアもありました。

モデルさんの食事やブログを参考にしています。(40歳、卸売・流通、企画、独身)

料理研究家の柳澤英子さんのレシピ本などを参考にして、週末につくり置き。日本テレビの情報番組「得する人損する人」に登場する、「得弁ライダー」のレシピなども参考にしています。(32歳、製造、営業事務、独身)

雑誌の料理ページを見たときに、自分で作れそうなレシピを覚えるようにしています。(37歳、卸売・流通、営業、既婚)

時々、東京ガスの料理教室に行って朝食レシピの参考にしています。(42歳、製造、営業事務、独身)

ホテルの朝食などでおいしかった料理の味を覚えておいて、自宅で作るときにチャレンジ。夜に1品だけでもつくり置きをしておくとラクですよ。(41歳、学術研究・技術サービス、研究開発、既婚/子どもあり)

(3)独自の工夫やアレンジで変化をつける

 朝食がワンパターンになりそうなとき、「独自のお気に入りメニューで変化をつける」という方法もあります。少しの工夫やアレンジがマンネリ防止につながるので、読者が試している方法を参考にしてみて。好きなメニューに出合えるかもしれません。

前日の夜に作ったお味噌汁に、卵を落とすだけでも変化があっておいしい! 栄養バランスも良くなった気がします。(25歳、団体職員、企業支援、独身)

最近は「しらすトースト」にハマっています。食パンにチーズとしらすをのせて焼くだけで、絶品トーストの出来上がり。(26歳、サービス、営業・企画・宣伝・一般事務・営業事務、既婚)

ちょっとした楽しみ・気分転換に、目玉焼きを「ハムエッグ」や「ベーコンエッグ」にしてマイナーアレンジ。果物も、普段はお手ごろ価格のバナナが多いですが、時々奮発してキウイを食べています。(41歳、フリーランス、翻訳、既婚)

いろいろな食品を「のり巻き」にしています。例えば、カニかま、ツナ、納豆、漬物、ごま、野菜、卵焼きなど。海藻が簡単に取れるところもオススメです。(33歳、医療福祉関連、専門職、独身)