黒い「何か」が忍び寄る…! VRお化け屋敷「呪刻教室」
続いて訪れた「KEY WEST」(キー ウエスト)のブースでは、VRお化け屋敷「呪刻教室」を体験。廃校をイメージさせる教室のセットからも、既に怖さがにじみ出ています。
早速、頭にはヘッドマウントディスプレー、耳にはヘッドフォンを装着し、教室内の椅子に着席。
薄暗い教室の中を360度見渡すと、誰も座っていないはずの椅子が突然ガタガタと動き出したり、生気のない女生徒の姿があったり……。現実ではないと分かってはいても、心拍数がどんどん上昇していきます。そして最後は、大きな音とともに得体のしれない「何か」が現れ、自分の元に近寄ってきて……!
思わず体がビクッと動く、リアルな恐怖体験を楽しめました。
体を使って楽しみ、ポーズを決める! 新感覚のVR
「グランディング」のブースでは、体を使って楽しむVR「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」のデモ版を体験。
このゲームは、25世紀のテレビ局リポーターとして、踊りながら宇宙人を撃退するというユニークな設定。頭にはヘッドマウントディスプレー、手には「Moveモーションコントローラー」(プレーヤーの手の動きを正確に認識するコントローラー)を持って、ダンスを楽しむことができます。
踊り方は、VR内で先輩リポーターの「うらら」ちゃんというキャラクターが教えてくれるので安心。音楽に合わせて体を動かすことで、宇宙人からの攻撃をかわしたり、反対にこちらから攻撃を仕掛けたりすることができます。
宇宙人のキャラクターもかわいくて、踊っている姿を見ているだけで楽しい気分に。リズムに合わせて「決めポーズ」をとることもできるので、バシッとポーズを決められたときは爽快です。
試遊時間は15分でしたが、夢中で踊っていると時間がたつのはあっという間。体を使って楽しめるVRなので、日ごろの運動不足解消にもぴったりのゲームでした。
VRは、現実では体験できない空間の中に入り込めることが魅力。目や耳だけでなく、カラダ全体を使って感覚的に楽しめるゲームなので、ゲーム初心者の人でもなじみやすいはず。まだ体験したことのない人は、ぜひプレーしてみて。
文/青野 梢 写真/清水 知恵子