ゲームをスポーツとして観戦する「eスポーツ」(エレクトロニック・スポーツ)。ゲームのルールが分からなくても盛り上がれるとの噂ですが、本当に見ているだけで楽しめるのでしょうか? 「東京ゲームショウ2018」でも大注目の「eスポーツ」を、ゲーム初心者のライターAと編集者Kが観戦してきました。

スタジアムでサッカー観戦をしている気分に!

 スポーツの大会と同じように、プレーヤー同士が会場で対戦している様子を観戦できる「eスポーツ」。

 「東京ゲームショウ2018」の会場では、「e-Sports X」(イースポーツ クロス)と題し、サッカーゲーム「FIFA 18」を使った「日本ーオランダ eスポーツ国際親善マッチ」を実施していました。

写真左より、アルト・ヤコビ駐日オランダ王国大使、オランダ代表 YimmieHD選手、FeyenoordJaeyD選手、日本代表 かーる選手、fantom選手、JeSU会長 岡村秀樹さん

 実はゲームだけでなく、スポーツとしてのサッカー観戦も初心者のライターA。サッカーのルールもよく分かっていない状態ではありますが、ユニホームを着たプレーヤーたちを見て、「まるで本当のサッカーみたい!」とワクワクしてきました。

右側に日本代表選手、中央に実況者と解説者、左側にオランダ代表選手

 今回の親善試合では、日本側は「浦和レッドダイヤモンズ」のeスポーツチーム、オランダ側は「フェイエノールト・ロッテルダム」のeスポーツチームが対戦。

 第1試合と第3試合は「1対1」の個人戦、第2試合は「2対2」のチーム戦で、2試合先取したチームが勝利となります。

 ステージには選手だけでなく実況者と解説者もいて、ゲーム初心者にも分かりやすくゲームの動向を伝えてくれる仕組みでした。

戦術や選手の設定でも勝敗が左右されるそう。ゲーム途中では選手の交代もありました

 会場内の巨大モニターに映し出された映像は、実際のサッカーグラウンドのように鮮やか。グラウンド全体を見渡せる引いた映像や、選手たちにズームした映像など、試合状況に応じて画面が切り替わるので、本当にスタジアムでサッカー観戦をしているかのような気分になります。

 試合そのものもドラマチックで、第1試合では、まず日本側が先制。しかしオランダ側もゴールを決め、接戦が続いていきます。

試合に夢中になり、ゴールを決めると思わず歓声を上げてしまうほど!

 パス回しやボールさばきも巧みで、ボールをカットして試合の流れを変える様子などは、ルールが分からなくても感動。ゴールを決めれば喜び、外せばうなだれる選手たちの表情もリアルなので、見ているだけで興奮してきます。

 そして第1試合の勝敗は、PK戦で決定することに。見ているこちらも緊張してきます。

緊迫のPK戦。プレーヤー同士の駆け引きも見ものです

 会場内から歓声が上がる中、第1試合を制したのは日本。続く第2試合ではオランダが勝利し、最終的にはオランダに軍配が上がる結果に。どちらのチームも全力で闘った白熱の試合でした。

 「eスポーツ」を初観戦して感じたのは、ゲームでもスポーツでも、「真剣勝負は面白い」ということ。今後さらに広まり、盛り上がっていくであろう「eスポーツ」に、これからも注目していきたいと思います!