不安や心配が止まらなくなって、どうしようもなくなってしまうこと、ありませんか? 誰にでも不安は付きものですし、その「心配すること」に実はメリットもあるのです

 仕事でミスを連発してしまった。頑張っているのに何をやってもうまくいかない。良かれと思ってやったことで、事態を悪化させてしまった。思いもよらぬクレームや批判を受けてへこんだ……。特に、こういったことが続くと心配し過ぎのスパイラルから抜け出せなくなることがあります。

心配することにはメリットにもあるんです イラスト/三ツ木朗恵

 ある程度の心配は誰でもするものですし、心配することにはメリットもあります。

 メリットの一つは、リスクを事前に予測することで、対策を立てられること。心配を上手に活用することで、リスクマネジメント力を鍛えることができます。

 メリットの二つ目は、あらかじめネガティブな結果を予測しておくことで、精神的ダメージを少なくすることができること。突然最悪なことが振り掛かってくるよりは、あらかじめ想定しておくことで「想定の範囲内」に収めることができます。

 ただ、心配し過ぎると、デメリットのほうが大きくなってしまいます。一番のデメリットは、ストレスをため過ぎてしまうこと。心配し過ぎると、呼吸が浅くなり、気持ちも休まらず、夜もよく眠れなくなってしまいます。その結果、頭も心も体もスッキリしない状態を引きずってしまうのです。

 さらに、一度心配し過ぎのスパイラルにはまってしまうと、自力で抜け出すことが難しいのです。何をしても楽しめない、何を食べてもおいしく感じられない、誰に会ってどこに行っても心から安らげないといった状態が続くと、本当にしんどいですよね。

 今回は、心配し過ぎのスパイラルから抜け出す二つのコツをご紹介しましょう。