だらだらとスマホを見てしまうのは原因があった

 Aさんは帰宅後、スマホで動画を見ながらビールを飲むのがいつものパターンになっていました。

 Bさんはベッドに入ってから、スマホでニュースサイトをチェック。2人とも、だらだらスマホをやめたいのに、なかなかやめられなくて悩んでいました。

 そう、だらだらスマホの原因は、ずばり「生活導線にスマホが組み込まれている」からなんです。

 先述したように、脳は今まで命の危険なくやってきたこと=安心・安全と判断します。むしろ、命の危険がないことをやめるほうが、危険と脳は判断します。だらだらスマホには、命の危険はないので、何もしないでいると、続けるほうが安心・安全ということになります。そして脳は仕組み上、一度習慣化してしまうと、なかなかやめられません。

 しかし、どんな行動にも、必ずはじめる「きっかけ」が存在します。スマホを見はじめる「きっかけ」をなくしてしまえば、行動する頻度が減り、スムーズにやめやすくなります。

 つまり、やめたいことは、行動のハードルを高くする=はじめにくくすると、意志の力を使わなくてもやめられるのです。

 今回のテーマである「だらだら見てしまうスマホをやめたい」とき、まず最初にやることはこの2つ。

・だらだらと見てしまうスマホアプリを特定する。

・そのアプリを削除、またはトップ画面から見えない場所に移動。

 これはスマホだけでなく、会社や自宅のパソコンも同じです。Cさんは、パソコンのトップ画面をニュースサイトではなく、検索画面に変えたそうです。すると、仕事の本題に入る前にちょっとだけネットサーフィン、ということがなくなり「短時間で集中できるようになった」と教えてくれました。

 さらに、だらだらスマホをやめるには、もう一つポイントがあります。