「お金をたくさん貯めるには、何もかも我慢しなくてはならない……」と思っている人が多いのではないでしょうか。貯蓄を取るか、自分の楽しみを取るか――そんな二者択一に迫られていてはもったいない。前回は1000万円以上の貯蓄がありながら、人生満足度が高得点の独身女子を紹介しました。今回は、手取り月収30万円で貯蓄5150万円という貯蓄上手な既婚女子に徹底取材。人生満足度が100点満点の秘訣を探ります!

第1回 読者の「貯蓄事情」大公開 平均貯蓄額939万円
第2回 貯蓄1000万円女子の生活費大公開 削れないのは?
第3回 貯蓄1000万円女子は1年間にいくら貯めるのか
第4回 働く女性の最高の自己投資とお金の失敗 何にいくら?
第5回 1000万円貯める女子 貯蓄を意識して変わったこと
第6回 貯蓄1000万円女子の習慣 〇〇が得意で○○がない
第7回 貯蓄1000万円女子が実践 効率よく貯める法則3つ
第8回 月収20万で貯蓄1000万円 幸せ独身女子の貯め方
第9回 貯蓄5000万円以上バツイチ既婚子あり37歳の幸せ【今回はここ】

M・Yさん(37歳)
情報通信・総務
既婚、子ども3歳

手取り月収:35万円
手取り年収:510万円
貯蓄(投資)総額:5150万円
人生満足度:100点

――Mさん(37歳)は、フルタイムで働く会社員で3歳の子どもの子育て中。手取り35万円で、貯蓄がなんと5150万円もあります! 貯蓄のきっかけは何だったのでしょうか。

どうやって5000万円を貯めてきたのでしょうか 画像はイメージ (C) PIXTA

自社株購入で月2万円の積み立てを始めたのがきっかけ

 「新入社員時代は手取りが14万円ほどでした。当時は少ないなと感じていたのですが、勤務先で自社株を買えば5%以上の補助が付くことが分かって、月に2万円の積み立てを始めたんです。これがきっかけで、貯蓄って楽しいなと思うようになりました。もともと、『お金はあっても困らない』という考えで、子ども時代からお年玉にも手を付けないタイプでした。

 今はフルタイムの仕事と子育てで目まぐるしい毎日ですが、旅行に行ったり、おいしいお店をリサーチして行ったりして楽しんでいます。とはいっても、それぞれ頻度が高くないのでトータルで大きな出費にはなりません。独身時代と生活は変わりましたが、日々楽しんでいますね」

――独身時代に比べて、お金の使いどころ、楽しみなどが変わってきた、ということですね。具体的にはどんなふうに変わったのでしょうか。

 「以前からワインが大好きで、独身時代は友達と1回のお会計で2万円近く飛ぶような飲み会を毎月していました。でも、子どもが生まれてから、こうした飲み会に行くのは年に1回ほど。会社の後輩とのご飯も年に1回程度で、ごちそうする機会も減りました。

 今は子連れで外食をする機会が増え、ファミレスなど気軽なお店になるため、高くても3000円程度で済みます。でも、独身時代よりも今のほうが楽しいと感じるんですよね。毎日忙しくてたまりませんが、ファミレスの食事でも満足しているし、さらに年に1回ワインの会があるだけですごく幸せ……。幸せを感じるハードルが下がってきたのかもしれません」