手帳で時間を整え、余白をつくろう

 私は、朝型が絶対的に正しい、と言うつもりはありません。遺伝的に決まっていて、生まれながらにして夜型だという人もいると聞きます。「私は夜型のままがいいんだ」という方を、無理に朝型に切り替えるべきだと言うつもりもありません。

 ただ、もし夜型の方の中で、仕事が終わらない、残業が多過ぎる、夜の断れない付き合いが多い、1日でカタをつけないと気が済まない、などの理由で、「望まない夜更かし」をしている方がいるのであれば、年末年始をきっかけに朝型へシフトしていくのも一つの方法だと思います。

 私自身、「もう朝なんて一生来ないのではないか」と思うくらいの絶望を感じたとき、いつも早起きが心の支えになってくれました。どんなにつらい夜でも、お日様は必ず昇ってきてくれて、「よし、頑張ろう!」と思うことができました。

 早起きは、自らの意志で人生を選択するための訓練です。朝のまっさらな状態の中で、いい気分を意図的につくるために、ぜひアナログの手帳を活用してみてくださいね。

この機会に、朝型にシフトしてみませんか? (C) PIXTA
この機会に、朝型にシフトしてみませんか? (C) PIXTA

文/池田千恵 写真/PIXTA

さあ、働き方改革をはじめよう。明日から実践できるノウハウが盛りだくさん。
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