その他、日本のインスタンス一覧と参加人数はこちらから分かる。「タイムラインをちら見」から、インスタンスごとの雰囲気が分かるので参考にしたい。なお参加人数が多いとタイムラインの流れが速くなり追いづらくなる傾向になる。

 Twitterのツイートに当たるものは「トゥート!(ほえるという意味)」といい、500文字まで投稿できる。リツイートに当たるものは「ブースト」という。自分とフォローしたユーザーのトゥートが「ホーム」欄に、同じインスタンスに参加している全ユーザーのトゥートがローカルタイムラインに表示される仕組みだ。

 「CW」は「Content Warning」の略。クリックすると「閲覧注意」という欄が表示されるので、表示させたい文章を入力しよう。「今なにしてる?」欄に入力した文章は折り畳まれ、「もっと見る」をクリックしなければ読めないようになる。なお「NSFW」は「Not Safe for Work」の略であり、職場閲覧注意の画像をクリックで表示することができる。

図03
図03
「CW」をクリック
図04
図04
投稿が折り畳まれ「もっと見る」で続きが読めるようになった

 注意点として、悪意がある人がインスタンスを立ち上げる可能性もあるということが挙げられる。メールアドレスはメインのものは使わない、パスワードはそのインスタンスオリジナルのものを使うなどしておくと安心だろう。

 自分のインタンス以外のユーザーをフォローする仕組みは「リモートフォロー」という。「リモートフォロー」をクリックすると「フォローしようとしています」という画面になるので、先程の自分のアカウント名(「akiakatsuki@mstdn.jp」に当たるもの)を入力、「フォローする」をクリックし、「フォロー」をクリックでフォローできる。

 現時点では、マストドンを絶対にやらねばならないということはない。しかし、他のSNSの人間関係に疲れたり、投稿しづらくなったと感じていた人には気楽に使えておすすめだ。自分の好みに合うインスタンスを探して登録し、緩く使ってみるのもいいかもしれない。

文/高橋暁子