スマホ依存防止アプリを活用しよう

 目的は、スマホに「使われる」のではなく「使いこなす」こと。そのために、自分のスマホ依存状態を客観的に知ったり、利用時間や頻度をコントロールできるアプリをご紹介したい。

Forest:スマホ中毒の解決法
iOS 120円/Android 無料(アプリ内課金あり)
仕事などに集中したいとき、アプリを起動してForestに種を植えよう。30分間かけて植えた種は徐々に大きな木に成長し、コインがもらえる。コインを集めると新しい種類の木を植えることができるように。もし自分が設定した時間以内に他のゲームやSNSをしてしまうと木が枯れてしまう。

スマホ依存対策BreakFree
iOS、Android 無料(アプリ内課金あり)
スマホの中毒度を自動診断し、使い過ぎているときは警告してくれるアプリ。特定のアプリを長時間利用したり、通話回数が多すぎたり、1時間を超えてスマホを利用するなど、スマホの過剰利用を検知すると通知してくれる。スマホの通知管理、インターネットの遮断、着信拒否と自動メッセージの送信など、スマホ利用を管理するための機能も充実。

時間を浪費しないSNSブラウザ ツイタイマー
iOS 無料
SNS依存者向けアプリ。タイマーと一日の利用回数を設定して、TwitterやFacebookの利用を制限することができる。

Flipd - Remove distractions
iOS、Android 無料
集中したいときに、設定した時間だけスマホの使用が制限できるアプリ。使い方を紹介しよう。まず「Get Full Lock Permissions」→「Continue」→「here」とタップする。次に「インストール」をタップし、確認画面でも「インストール」をタップ、「信頼」を選び、設定用プロファイルをインストールする。設定したタイマーが切れるまで、SNS系などの不要なアプリが端末から非表示となる。ただし、タイマー後はアプリの並びが変わってしまうので注意してほしい。

 今回ご紹介した以外にも、さまざまなスマホ依存対策アプリが存在する。生活にうまく取り入れてスマホの利用をコントロールしてほしい。

文/高橋暁子 写真/PIXTA