お金が貯まる3原則はコレ

長年お金に関わる仕事をしてきた大口さんが、お金が貯まる3原則を伝授
長年お金に関わる仕事をしてきた大口さんが、お金が貯まる3原則を伝授

 「日経マネー」をはじめ、サラリーマン時代のおよそ7割を、お金について考える業務に費やしてきた大口発行人。富女子会が行っていることにも通じる、以下のポイントを押さえることでお金は自然に貯まっていくと、長年の経験に基づいた具体的なアドバイスを展開します。

(1)先取り貯蓄

 最初にお金を動かしてしまうことが大事。自分でやるなら自動積立が便利です。今では手数料無料で給与振込口座からネット銀行の貯蓄口座に移してくれるサービスも多く登場しています。

(2)収入-支出≠0

 自分の収入と支出を常に把握し、支出を抑える行動が大事。「Money Forward」「Zaim」といった家計簿アプリで自分のおサイフを管理するのがおすすめだそうです。また、コンビニやカフェを避けると、無駄な支出が減ってきます。コンビニは「宅配便を出す場所」くらいに考えましょう。

 こうして今の生活から1日1000円の支出を抑えると、1年でなんと36万5000円も貯められるんです!

参加した皆さんは、参考になるスライドを撮影していた
参加した皆さんは、参考になるスライドを撮影していた

(3)長期分散投資

 ここで示された1985年の日経マネーの記事に、一同あぜんとなります。
 「8%→6% 低金利時代の今……」
 当時は6%で低金利時代とうたわれており、マイナス金利の現在からすると夢のようです。

 預貯金だけでお金を増やすことが不可能な今だからこそ、投信を使った積立投資を長く続けるのが簡単で一番確実だと大口発行人。その際、リスクに強いやり方は、長期×国際×分散を掛け合わせた積立投資なのだとか。

 「女性は1円でも損したくない、とよく言いますが、10年後には物価上昇によって1万円の価値が7800円程度に下がると考えられている今、その気持ちを乗り越えて投資へ踏み出すことも必要です」(大口発行人)