10月8日(月)に福岡国際会議場で開催された「WOMAN EXPO FUKUOKA 2018」。毎年人気を集めているセッションが、生活経済ジャーナリスト和泉昭子さんによる「マネー美人のための資産形成セミナー」です。今年は投資信託のプロをゲストに、誰もがすぐに始めたくなる「お金の増やし方」を分かりやすくアドバイスしてくれました。

大きな時代の変動を自覚することから

生活経済ジャーナリストの和泉昭子さん

 「今年も機関銃トークで言いたいことをすべて出し切ります!」と、パワフルな和泉さんの言葉から始まったセッション。最初に飛び出したキーワードは「Society5.0」です。

 これは、狩猟社会から農耕、工業を経て現在の情報社会に到るまでをSociety1.0~4.0と位置付け、それに代わる新たなシステムによる人類史上5番目の新しい社会のこと。IoTやAIといった先進技術で社会課題を解決していくスマート社会を指します。

 今という時代が、実は歴史的にも大きな転換期にあり、祖父母や両親を見て学んだ家庭経済の常識からさま変わりしていくこと、そしてお金を増やす過去の成功体験とは決別する必要があることをしっかり認識してほしい、と和泉さんの言葉にも力が入ります。

100歳まで生きる今、お金は足りる?

社会の変化を踏まえた上で、これからの時代をどう生きていけばよいのかを解説

 そんな変わり目の時、しかも100歳まで生きる時代にどうやってお金を残し、どう生きていけばいいのでしょうか?

 「人生100年時代のモデルキャッシュフローを作ったんですが、90歳まではなんとかなっても、100歳まで生きるとなると、どうしてもお金が足りなくなるんです」と和泉さん。

 老後経済の基本となるのは年金ですが、年金の受給開始年齢は徐々に引き上げられ、現在は65歳からしか受け取れません。また今後はさらに引き上げられるともいわれています。

 そこで和泉さんは「まずは自分がAIに取って代わられないよう、何歳になっても自分のスキルを磨いて、できる限り長く働き、収入を得られる期間を延ばしましょう」とアドバイス。その上で「人生の後半はお金にバトンタッチ。お金に稼いでもらうしかない」と、次のような具体的な方策を指南してくれました。