人生の見通し、人との関わり…後輩へ熱いメッセージ

皆さんがメンバーとして活動している「福岡県女性管理職ネットワーク」(WE-Net)に関する説明もあり、セッション終了後にメンバーに話しかけたり、パンフレットをもらいに行ったりする人もいた

 濃厚な時間は早く過ぎ、最後は皆さんから女性たちへの熱いメッセージをもらいました。

 園田さんは「忙しさに流されていると、あっという間に5年くらいたってしまう。ぜひ年に一度、誕生日でもお正月でもいいので、自分は今どこにいて何をしたいのか、人生を見通す時間を持ってみてください。ただ、一人で考えるのは難しいので、いろんな人の思いを聞いていい影響を受けられるようなネットワークがあるといいですね」とネットワークの大切さを説きました。

 他の2人も、自らの経験をもとに、人との関わりについて話してくれました。

 曽根さんは「私は8年前、会社から難しい課題を与えられ、一人で東京に3年出向しました。何も分からず暗中模索の中、高校や大学の同級生に連絡してみると、みんな業界は違うけれどいろいろな情報や人を紹介してくれた。今も私のベースにあるのはその時のネットワークで、まだまだ広がっています。今度は私が相手のために何ができるかと突き詰めていくと、自分の得意なことが分かったり、こうすれば周りの人もよくなると実感できるようになったり。もし先の青写真が描けないのなら、垣根なく人と関わり語らっていけば、答えはおのずと見えてくるし、横軸に行くことで組織も社会も活性化していくのかなと思います」

 浦さんも「私は女性の管理職と話すことで変われたので、皆さんも社内外で上司や年上の人ともっと話してみてほしい。積極的に話しかけてネットワークを広げていただけたらと思います」とアドバイスしました。

 そして古田さんは、こう呼びかけました。

 「私はWE-Netに入る前、福岡県が主催していた『女性いきいき塾』に入り、8カ月間で大きな学びを得ました。前へ前へと出る女性ばかりの集まりで、初めは圧倒されて尻込みすることが多かったのですが、そのネットワークは今も大きな刺激と活力になっています。ネットワークに所属する上で意識しているのは、私自身も何かを還元しようということ。自分自身もネットワークも、時代と共に変化し続けることが大切です。まずは明日から仕事でも生活でも少し何かを変えることで、未来が大きく変わっていく第一歩になると思います。身近なことから変えてみませんか?」

■修正履歴:本文の一部を修正しました(2018年12月12日)

文/佐々木恵美 写真/石崎純