朝4時起床、学び時間をつくる家事マネジメント

 毎朝30分、ビデオチャットでの英会話レッスンを5年間続けている横塚さん。その時間を捻出するために、家事スケジュールを決め時間を無駄なく使っています。

 「朝4時に起床してから子どもが起きるまでの2時間半が私の時間です。お弁当や朝食の仕込みは前夜に済ませ、何も考えずに手を動かせるように準備しています。洗濯物を畳みながら美顔器を使ったり、常に何かをやりながら家事をしています」(横塚さん)

 そこまで徹底して英会話レッスンを続ける理由は悔しさ、だそう。
 「もっとたくさんの人と話せるようになりたい、もっと相手の話を理解したいと毎日思います。その気持ちを忘れないように携帯電話に、悔しいと感じたことをメモして、くじけそうになった時は、それを見返すようにしています」(横塚さん)

学び続けるための習慣「読む・書く・考える」

 横塚さんが自己研さんのために気を付けているのは「読む・書く・考える」の3つ。少しでも時間があればジャンルを問わず読書をして、知識を得たり、考えを整理することを大切にしています。また、毎朝日記を直筆で書いています。ポイントは、なるべく本音で書くこと。1日4行程度で、10年分の同じ日付が1ページに収まっている日記帳を使っています。

 「書くことで気持ちが整理できるし、筆跡にその時の気持ちがにじみ出るので、過去の日記を振り返るとさまざまな発見があります。また、読む・書くとつながっているのですが毎日『考える』ということを意識してやっています。仕事以外の筋トレの効率の上げ方なども含め、常に自分がどうしていくのかを考えるようにしています」(横塚さん)

人生をもっと楽しくするために学ぶ

 横塚さんが自己研さんを続ける理由は、人生をもっと楽しくするためだといいます。
 「一番大切なのは何ですか? と聞かれた時には『自分です』と答えるんです。もちろん、子どもたちは大切なんですが、家族を守るためには土台となる自分を大切にしなければなりません。仕事も同じで、チームのために、ボスである自分が正しく情熱的でありたいと思います。そのためにも学びを継続していきたいですね」(横塚さん)


 「横塚さんは舞台裏でもずっと同僚の方を褒めていらっしゃって、根本に周囲への感謝や愛情を持っていらっしゃるんですね。強さだけなく人としての温かさのある方だと感じました」(羽生)

第二部では日経DUAL編集長の片野温(左)が聞き手に。来場者との交流もありました。

 第一部終了後、第二部の交流会では、片野温(日経DUAL編集長)が聞き手となり、横塚さんのプライベートについてお話を伺いました。会場では飲み物やデザートを片手に、来場者同士で交流をする姿も。横塚さんの前には来場者が列を作り、仕事やプライベートについて熱心にお話しされていました。

 「何か一つでも、皆さんのヒントになればうれしいと思います。本日はたくさんの方にエネルギーをいただくことができました、ありがとうございました」と横塚さん。成長を続けたい働く女性たちにとって、参考になるお話と、学び続ける勇気をもらえる時間となりました。

取材・文/都田ミツコ 写真/辺見真也