自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのためのイベント「WOMAN EXPO TOKYO 2018 Winter」が、11月30日、12月1日に東京ミッドタウン(東京・港区)で開催されました。12月1日に行われた、人気サロンapish Ritaの店長 岡田晃忠さんによるヘアスタイリングレッスン「朝の5分が印象を左右する!? 美髪のためのヘアドライの秘訣と、なりたい印象別ヘアスタイリングのコツ」には、髪に関する悩みを抱えた大勢の女性たちが来場。ビジネスでの印象を左右する髪を美しく保つポイントを聞きました。

人気スタイリスト 岡田さんが語る「美髪の秘訣」とは?

  ビジネスでの印象を左右するヘアスタイル。できることなら、朝の忙しい時間帯にササッとアレンジをして、周囲に好印象を与えたいですよね。そんな女性たちの期待に応え、誰でも簡単にできるアレンジテクニックを教えてくれるのは、ショー、セミナー、撮影、TV収録などで活躍している人気スタイリスト 岡田晃忠さんです。

 「髪は、いわば顔の額縁です。どんなに魅力的な絵でも額縁と合っていなければ価値が下がってしまうように、すてきなメーキャップをしていても髪形が決まっていないとよく見えない。逆に髪の手当てをしっかりすれば、顔はより一層美しく見えるんですよ」(岡田さん)

岡田さんによると、実は髪の乾かし方がスタイリングの良しあしを左右すると言っても過言ではないそう。今日から実践できる美髪のための秘訣を、「Dyson Airwrap スタイラー」を使いながら解説してもらいました。岡田さんがおすすめするヘアドライの手順は、次の通りです。

 (1) 根元から乾かす
 (2) 風を上から当てる
 (3) 冷風で仕上げる

 髪を乾かすとき、「ハネないように毛先から乾かす」という方も少なくないのではないでしょうか。しかし岡田さんによると、どれだけ丁寧に毛先を乾かしても根元が湿っていると毛先はまとまらず、せっかくキレイにアレンジをしても夜まで持たないとのこと。乾かす段階で根元の癖を取り、水分を飛ばすことが大切だそうです。

 「髪に水分が残っている状態で布団に入ると雑菌が繁殖しやすく、ニオイの原因にもなってしまいます。また、癖が残ったまま放置する自然乾燥はダメージの原因にもなり、デメリットばかりです。夜しっかり乾かせば寝癖が付きづらく、朝の時間を有効に使えますよ」(岡田さん)

 また、風を上から下に向かって当てると、髪の表面を覆うウロコ状のキューティクルが傷みにくく、表面のざらつきも減るそう。さらに最後の仕上げとして冷風を当てると、そばやうどんと同様にハリやコシが出て、髪のツヤや光沢がアップするそうです。