ポイントとなる口元の「好印象リップメイク講座」

 続いて登壇したのは、花王で多くのメイクアップブランドの美容技術開発に携わる、シニアメイクアップアーティスト・山田由理香さん。山田さんは、コミュニケーションを取る機会が多い仕事において唇は重要なポイントだと話しました。

「口紅は、場所や状況によって色を変えると印象アップ」と山田さん
「口紅は、場所や状況によって色を変えると印象アップ」と山田さん

 「人と話す際には目と目を合わせるのが基本だと言われていますが、長時間見つめ合うのは照れてしまうもの。そうなると人の視線は自然に鼻先や口元へ移ります。つまり、口元が見られているということです。口紅を選ぶ際には、場所や状況によって色を変えると印象がよくなりますよ」(山田さん)

 実際、フリーアナウンサーとして活躍している高橋さんも、色選びには気を遣っている様子。女性の口紅の色は、その人の与えるイメージを左右しているようです。

「目立ちすぎないよう口元はおしとやかにしています」と高橋さん
「目立ちすぎないよう口元はおしとやかにしています」と高橋さん

 「アナウンサーは情報を伝える仕事。目立ちすぎないようにピンクベージュを選ぶ人が大半です。しかしバラエティーの特番などでメインの進行を任されたときや、バラエティータレント寄りの立場になると赤に変える人が多いように感じます。でも私が普段選ぶのはピンクベージュ。キャラクター的に風変りな発言をすることが多いので、目立ちすぎないよう口元はおしとやかにしています」(高橋さん)

 しかし山田さんによると、自分では似合う色を見つけられない人が約7割いるそう。そこでAUBEは肌なじみを考え、「ベストなじみカラー」を開発。唇の動きに着目した新商品「なめらか質感ひと塗りルージュ」で展開しました。サンプル品を使ったレクチャーでは、山田さんが美しい口紅の付け方を披露。大勢の参加者が商品の色合いを試しました。

 「口紅を塗るときは力を入れずに微笑むのが一番のポイント。力を入れて閉じるときれいに塗れません。まずは両端を5ミリ程度残し、下唇に大きく1往復、続いて上唇も同様に1往復します。最後に口角を軽いタッチでつなげましょう」(山田さん)


※オーブなめらか質感ひと塗りルージュ各色素系統内において