東京ミッドタウン(東京・港区)で12月1日(金)~3日(日)に開催された「WOMAN EXPO TOKYO 2017 Winter」。12月2日には、酵素栄養学の第一人者・鶴見クリニック理事長の鶴見隆史さんと日経BP総研の西沢邦浩さんによるトークショー「新・デトックス習慣にオススメ! 知られざるパインの力」が開催されました。ブーム再燃中の新デトックスとは、一体どんなものなのでしょうか?

現代の日本人はたんぱく質を摂りすぎ?

 昨今ブームになっている糖質制限。炭水化物を控え、代わりにたんぱく質を積極的に摂る人が増えています。しかし、日本人が摂取している食肉の量は過剰なのではないか、と指摘するのがセッションに登壇した酵素栄養学の第一人者・鶴見隆史さん。

 鶴見隆史さんによると、その量は1960年ごろから徐々に増え今では50年前の約10倍に。鶴見さんは、たんぱく質を体内で消化しきれず腸内で腐敗させている人もいるのでは、と指摘しています。

酵素栄養学の第一人者・鶴見隆史さん

 「そもそも人間が分泌できるたんぱく質消化酵素の量は限られており、その量を超えて食べ過ぎるとたんぱく質は消化吸収されずに腸に流れ込み、そこで腐敗してしまいます。おならや便が臭い、という症状が思い当たる方は一度自分の食生活を振り返ってみてください。腐敗したたんぱく質は、便秘や肌荒れ、大腸がんや動脈硬化などの深刻な病気につながる可能性もあります」(鶴見さん)

 さらに鶴見クリニックの研究では、たんぱく質の過剰摂取によって赤血球が連結してしまい末梢の血流障害が起きる、という結果も出ているそうです。

 「赤血球が連結し、五円玉を糸でつないだような状態になると、一番狭い毛細血管に入っていけなくなってしまいます。すると赤血球によって運ばれていた栄養素が各部位に行き届かなくなり、がんのターゲットになるとする研究もあります。特に動物性たんぱく質やスナック菓子のとり過ぎには注意が必要です」(鶴見さん)

 そこで注目されているのが、腸内環境を整える新デトックス。デトックスは10年前にも流行しましたが、今回は「腸内で毒を発生させない」「心の毒にも効果的」という2つのポイントが注目されているとのこと。

 日経BP総研の西沢邦浩さんは、腸と心に不調を抱える現代の日本人にこそ、新デトックスが必要だと考えているそうです。生まれ変わったデトックスとは、一体どのようなものなのでしょうか?