「3大関節」の可動域を改善して「痛まないからだ」へ

 続いては、「3大関節」(股関節/肩関節/膝関節)についても言及。これらの関節は、年齢とともに動く範囲が狭まり、からだの老化にも結び付く場所。そのため、可動域が保たれていることと、分離した動きができることが大切だと中村さんは言います。

「肩凝りや腰痛、ボディーラインの崩れなどは、関節をアンバランスな状態で使う、日々の積み重ねから発生します。そのため関節を正しい位置で使えるようになれば、関節周りの筋肉の働きや可動域も改善され、痛まないからだをつくることにもつながります」(中村さん)

 「3大関節」のストレッチは、若々しいからだづくりには欠かせないエクササイズ。ただし、「からだが硬い方や、からだに痛みがある人が、いきなりハードなストレッチをするのは避けてください」と、中村さん。

「無理なストレッチを行うと、関節などの組織を傷めてしまうことにもつながります。ストレッチの前に、まずは筋肉の上にある皮膚を伸ばして、皮膚から柔らかくすることが重要です」(中村さん)

 そして中村さんが実演をしながら、「肩関節」や「股関節」「膝関節」のストレッチも紹介。「痛まないからだ」づくりのためのコツを、しっかりとレクチャーしてくれました。

「コリコラン」は業界唯一の家庭用高周波治療器

 第2部では、「パナソニック スモールアプライアンス商品部 ビューティ・ヘルスケア商品課」の山下恵さんが登場。中村さんと一緒に、「肩凝り」についてのトークを繰り広げました。

パナソニック 山下恵さん
パナソニック 山下恵さん

 そもそも凝りとは、筋肉が緊張して硬くなっている状態のこと。そして筋肉が硬直することで、血液の循環が阻害され、酸素や栄養が不足。疲労物質が蓄積し、さらに凝りや痛みが発生するという悪循環に陥るんだそう。

「肩凝りの場合、凝っている部分をグリグリと強く押すのはNG。軽く押したり、肩を少し回したりするほうが効果的です」(中村さん)

 ついつい強く押したりもんだりしてしまいがちですが、それで肩凝りが解消できるわけではないんだそう。では、どんな解消法があるんでしょうか。話題は、「低周波治療」と「高周波治療」の話へと移りました。

「低周波治療は、皮膚の表面に電気刺激を与えて筋肉を収縮し、血行の滞りを一時的に改善する治療です。対して高周波治療は、身体組織まで深く浸透し、血管を拡張させて血行を促進。肩や腰の凝りを改善する働きがある治療です」(中村さん)

 筋肉ではなく、さらに深部の血管に作用する「高周波治療」。この高周波治療を行う家庭用の治療器として10月に発売されたのが、「パナソニック」の「高周波治療器 コリコラン」です。

 「コリコランは、医療機器認証を取得した、業界で唯一の家庭用高周波治療器。刺激感がないので長時間付けても気にならず、ダイヤモンドをイメージしたデザイン性の高いパッドが人気です。また、肌に優しい『医療用テープ』での装着か、ストラップにも付けられる『リング』での装着かを選んでいただけるので、オフィスで使用しても違和感がありません。使いやすいコードレスタイプなので、装着したまま仕事もできます」(山下さん)

 職場で使用できるとあって、熱心に話を聞く女性たち。肩だけでなく腰にも使えるそうなので、一度使うと手放せないアイテムになりそうです。

 そして最後は、パナソニック製品が当たる抽選会を開催。当選したラッキーな4人には、それぞれ「高周波治療器 コリコラン」「目もとエステ」「エアーマッサージャー骨盤おしりリフレ」「体組成バランス計」をプレゼント。山下さんから製品を受け取った女性たちは、とってもうれしそうな笑顔でした。

文/青野梢 写真/辺見真也