毛穴特集の今回は、メイクで毛穴レス肌を作るプロのテクニックをお伝えします。ヘアメイクアップアーティストの菊地身季慧さんによると、「毛穴をカバーしようとして、かえって毛穴が悪目立ちしてしまっている人が多い」そう。開き毛穴をすべすべフラットに仕上げ、ベタつきや崩れを防ぐプロのテクニックを教えていただきました。

厚塗りは「毛穴落ち」する

【朝のベースメイクの極意(1)】ファンデーションの厚塗りは厳禁

 毛穴を隠そうして、毛穴を埋めるようにファンデーションをたっぷりと塗り込んでいませんか? 実は、ファンデーションは重ねれば重ねるほど、「毛穴落ち」という状態になりやすく、毛穴を目立たせてしまうんです。

 私の肌で毛穴落ち状態を再現してみました。朝、毛穴を埋めるようにパウダーファンデーションをたっぷりと塗り込み、電車に乗って編集部に着いたときにはこんな状態に!

これが毛穴落ち

 「毛穴落ち」とは、開いた毛穴にファンデーションが落ち込むように崩れてしまうこと。毛穴が開いている人に起こりやすい現象です。塗った直後はキレイに毛穴が隠れていますが、時間が経って毛穴から皮脂が分泌されると、毛穴を覆っていたファンデーションが毛穴の凹みに落ち込むように崩れ、毛穴が悪目立ちしてしまっている状態です。

 毛穴をキレイにカバーするなら厚塗りは厳禁です。ファンデーションは薄づきの方が毛穴を目立たせません。詳しい塗り方はこの後にご紹介します。

スキンケアとベースメイクの間は5分あける

【朝のベースメイクの極意(2)】ベースメイク前に十分に保湿&肌を落ち着かせてからメイクを

 乾燥する時期はとくに、ベースメイク前の保湿が重要です。とくに、乾燥やたるみが原因で起こる毛穴悩みの場合、肌の内側からふっくらと潤いをチャージすることで、毛穴を目立たなくさせることができます

 オイリー肌用の収れん効果のある化粧水は、肌の乾燥を招きやすく、毛穴を目立たせてしまいます。ベタつきが気になる人は、保湿力の高い化粧水と最低限の油分で保湿をするのがおすすめです。水分と油分のバランスが整えば、皮脂が過剰に出ることもありません。

 スキンケアの後は、手の甲で肌に触れてチェックします。「もちっ」とした感触になっていれば「潤い満タン」のサインです。

 忙しい朝は、スキンケアをしてすぐにベースメイクに取りかかる人が多いかもしれませんが、5分程度時間を置いてからにしましょう。

 肌がベタついた状態のままベースメイクをすると、ヨレや毛穴落ちの原因になるので、肌を落ち着かせてから行うのがコツです。