インプット・アウトプットを工夫して自分を高める
6.地域への愛着が増す1冊
各都道府県が発行している「県民手帳」。名産や人口など、さまざまなデータが掲載されているので、持っていると自然とその地域に詳しくなります。出身地だけでなく、好きな旅行先、営業先のものを持っておけば、話の種にも。
今回は青森、長野、埼玉の3冊をご紹介します。青森県民手帳は「りんごレッド」「けまめグリーン」など、名物になぞらえたユニークな5色展開。長野県民手帳は、「出生」「結婚」「観光利用者」など、県にまつわる数字を「長野県の1日」としてイラストにして、統計データを分かりやすく紹介しています。埼玉県民手帳は、スマホをかざすと観光動画が見られるAR機能や、県内の施設で優待を受けられるパスポートが付いた充実の1冊です。
7.アイデアを生み出す手帳
メジャーCMやヒット商品を手掛けるクリエーター・小西利行氏の仕事術・発想術が詰まった手帳です。特徴的なのがウイークリーページ。予定を書く欄の右側にタスクリストが付いていて、スケジュールとタスクを連動して書き込めるようになっています。企画・プロジェクトの管理や、プライベートの目標達成のために活用できる手帳です。
表紙には楕円形の穴が開いていて、内側の表紙は入れ替え可能。好きな写真やイラストを入れて、気分に合わせたカスタマイズをすることができます。
8.未来のために、今の自分を記録する
「自分への取材手帳」という名前通り、自分を知るための手帳です。夢をかなえたり、成功した人は、「自分が今望んでいること」を明確に知っているといいます。自分のことを深く知って、よりよい未来をつくるために活用してみては。
1カ月間で埋めるページはわずか4ページ。「仕事のこと」「お金のこと」「会った人」など、シンプルな質問事項が並んでいて、思い付いたときに書き込んでいくと、その1カ月間の自分の姿が見えてきます。「今月は結構充実していたんだ」「私、これが好きなんだ」と、新しい自分を発見することができるはずです。
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ライフのログ、プロジェクト管理、夢をかなえる。3つの切り口から「サブ手帳」をご紹介しました。1冊の手帳ではどこか物足りない、と思ったあなた。これを機に2冊目を探してみてはいかがですか?
文/藪内久美子
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