ルール化し過ぎないのが長続きのコツ!
デイリーページには主にタスクが書かれていました。
「正直、あまりこだわりはなくて……」と話す小林さん。ところどころ色ペンが使われていたり、付箋にタスクが書かれていたりしましたが、特にルールを決めているわけではないそう。マンスリーページでの赤色・黒色の色分けが唯一のルールと言ってもいいほど。
「手帳は人に見せるものではないので、自分だけがわ分かればいいと思っています。色ペンや付箋を探したり、きれいに清書したりするより、すぐにその場で書けることのほうが大切なんです」
どうしてもその場で手帳が開けないときは、メールを活用。自分宛てにアポイントの日時を書いたメールを送っておいて、抜け漏れを防いでいます。
【ポイント】
手帳のルールは最小限に。できるだけその場で書き込むこと!
一方、プロジェクトの進行状況や、打ち合わせの議事録はすべてデジタル管理。お客様と共有するものは、パソコンで作成すれば書き写す手間が省けて効率的です。
【ポイント】
他人と共有するものはできるだけデジタルツールを活用する
手帳は未来を創るもの
高校生の頃から手帳を使い続けているという小林さん。手帳はどんな存在ですか、と伺ってみました。
「私、夢をかなえるには、口に出すか、手で書くことが重要だと思っているんです。例えば目標を書いておくにしても、パソコンで打つだけだとなんだか落ち着かなくて。起業する前、これからやりたいことを100個書き出したこともありました。自分の手を動かして『書く』ということには、特別な力がある気がします。手帳に書いておくとよく目に留まるので、そのことについて自然と考える時間が増え、かないやすくなるのかもしれません」
そんな小林さん、手帳愛が高じて来年はオリジナル手帳を作ることにしたのだそうです。インターネットで1冊から注文することができ、内容はもちろん、罫線の色まで選ぶことができるそう。
「手帳を使うことで、未来にワクワクするんです。この気持ちをずっと持ち続けていたいですね」