髪の悩みはありますか? 繰り返すヘアカラーによる毛先のダメージ、ツヤのない髪、まとまりにくいうねり毛……。30代に入ると、早い人はチラホラと白い髪の毛を見つけたり、ハリ・コシのなさを感じたりして髪のエイジングを実感することもあるかもしれません。
 今回から新連載「働く女性の美髪・育毛研究会」がスタート。意外と知られていない、毛髪の基礎知識や正しいケア法を学んで、ツヤのある美髪を目指しましょう。連載の後半では、まつ毛や眉毛の正しいお手入れ方法などもお届けします。

アラサー世代の美髪の育て方を取材しました (C) PIXTA

 1回目は、髪の毛の基本構造についてお届けします。サロン専売ヘアケア製品を扱うミルボンの中央研究所、渡邉紘介さんに、気になる髪の基本知識のあれこれについてお答えいただきました。

髪の毛の構造は「カッパ巻き」に似ている!?

 まずは髪の毛の構造から学んでみましょう。キューティクルと呼ばれる部分が表面にあって……というのは、何となく知ってはいるものの、果たしてどんな構造になっているのでしょうか?

毛髪の構造
キューティクルは髪全体の10~15%に過ぎないが、ハリやコシの6割を生み出す大切な部分

 「髪の毛の構造をカッパ巻きに例えてみます。中心のきゅうりにあたる部分が、空洞に近い状態で存在しているメデュラで、まだ完全には解明されていない謎の部分です。その周りの酢飯の部分がコルテックスで、毛髪全体の8~9割を占めます」(渡邉さん)