こんにちは。「女子による女子のための映画DVDガイド」の映画ライター・清水久美子です。

 Googleや資生堂、コカ・コーラなどのCMを手掛けてきた、日本が世界に誇るCMクリエイター・柳沢翔さん。国内外での受賞歴も数多く、誰もが一度は彼の作品を目にしたことがあるほどの実力派です。

 そんな柳沢さんが初監督した長編映画「星ガ丘ワンダーランド」が、本日公開されます。まるで童話の世界のような美しい映像の中で、複雑に絡み合う人間模様と、切ないストーリーのミステリー・ドラマが繰り広げられます。

 本作の主演・中村倫也さんと、主人公と難しい関係にあるヒロインを演じた佐々木希さんにインタビューし、撮影裏話や、共演者の菅田将暉さんや市原隼人さんについて、さらに仕事への向き合い方などを伺ってきました。作品紹介の後にお届けします。

「星ガ丘ワンダーランド」
2016年3月5日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C) 2015「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
監督: 柳沢翔
脚本:前田こうこ 柳沢翔
出演:中村倫也 新井浩文 佐々木希 菅田将暉 杏 市原隼人 木村佳乃 松重豊
配給:ファントム・フィルム

公式サイト:http://hoshigaoka-movie.com/

 「星ガ丘駅」の駅員として働いている瀬生温人(中村倫也)。ある日、落とし物預かり所を担当している彼のところに、清川七海(佐々木希)がスノードームのキーホルダーを捜しに来ます。

大切なキーホルダーを落としてしまったという七海

 七海は、20年前に温人と兄・哲人(新井浩文)、そして父・藤二(松重豊)を残して去っていった母・爽子(木村佳乃)の新しい家族でした。温人は母が必ず戻ると信じて待っていましたが、家族の思い出の遊園地「星ガ丘ワンダーランド」で爽子が亡くなったと、警察の中尾刑事(嶋田久作)と大林刑事(杏)から聞かされます。

爽子は赤い手袋の片方を温人に渡し、必ず取りに行くと約束したが……
爽子が死亡した事件を捜査する大林刑事