ところが、40カ国もの首脳が集結するロンドンの街のあちこちで同時多発テロが勃発。バッキンガム宮殿、セントポール大聖堂が襲撃され、ロンドン・ブリッジも爆発で崩れ落ちてしまいます。次々とテロの餌食になる首脳たち。その中には日本の首相もいました。

 同僚を指揮しながら、アッシャー大統領を非難させるバニング。でも、敵は執拗に大統領を狙って追いかけてきます。

高度な警護のテクニックで大統領を守ろうとするバニング
高度な警護のテクニックで大統領を守ろうとするバニング

 どこに逃げようとしても先手を打つ敵に、バニングは情報がもれていることを疑い始めます。

バニングたちはMI6の協力を得て内通者の可能性を調べる
バニングたちはMI6の協力を得て内通者の可能性を調べる

 そんな中、ホワイトハウスではトランブル副大統領(モーガン・フリーマン)らがテロの首謀者を突き止めますが、アッシャー大統領に危機が迫る今、アメリカは圧倒的に不利な状況でした……。

テロには屈せず、闘い抜こうとするトランブル副大統領
テロには屈せず、闘い抜こうとするトランブル副大統領

 本作は、あくまでもエンターテインメントなので、非現実の話ですが、テロは起こり得ること。訓練を受けた警護のプロが体を張って奔走する頼もしい姿に、「万が一の時はバニングのような人たちに守ってもらえる」と、安心感を得られるアクション映画になっています。

 また、本作の大統領は若く、結構体も鍛えているイケメンなのも見どころ。バニングと一緒に逃走しながらも、ただ守られているだけじゃなく、闘う姿勢を見せるカッコいい大統領です!

 とにかくものすごい迫力なので、パワフルな主人公と一緒に走ったり闘ったりする気分を味わいながら、スカッとできる作品です。