東京の「カワイイ」を発信する新名所!、「KAWAII MONSTER CAFE HARAJUKU」

 原宿の「KAWAII MONSTER CAFE HARAJUKU」は、日本はもちろん、海外からも注目のお店だ。同店を運営するダイヤモンドダイニングの菊楽善子さんによると、目指したのは「東京の新名所」。東京にはさまざまな観光スポットがあるが、店舗デザインはもちろんメニューも含めた意味での“レストラン”のなかで、いまの東京を象徴するような名所と呼べるような場所はなかった。そこで、アーティストの増田セバスチャン氏に依頼し、「Beyond the Kawaii」をテーマに次のカワイイを発信していく店舗を作った。実際にSNSなどにシェアした写真を見て訪れる外国人が多く来店しているという。

 店舗のコンセプトはイメージキャラクター「Mr.Tenthousand chopsticks(愛称:チョッピー)」の胃のなかの世界。大きな口の形をしたゲートを抜けて、チョッピーの舌の上を通ると現れるのがケーキ型メリーゴーランド「SWEETS GO ROUND」。そこから放射状に広がる店内にはカラフルなキノコや植物達の「MUSHROOM DISCO」、巨大なクラゲの屋根が広がる「BAR Experiment」、動物と哺乳瓶が妖しく光る「MILK STAND」、甘くてとろける「Mel-Tea ROOM」などまったくイメージが違う4つのゾーンに座席が作られている。こちらも同じく90分制を採用。座席は予約時に選べるので、事前にどこの席を予約するのかはホームページなどでチェックしておきたい。

店舗中央にある「SWEETS GO ROUND」の前は人気撮影スポット。
店舗中央にある「SWEETS GO ROUND」の前は人気撮影スポット。
巨大なクラゲの怪しげな光の下にカウンター席がある「BAR Experiment」。
巨大なクラゲの怪しげな光の下にカウンター席がある「BAR Experiment」。

 内装がインパクト強めとくれば、フードやドリンクもかなりインパクトがあるビジュアルのものばかり。ヴィヴィッドなピンクやグリーン、ブルーの「カラフルレインボーパスタ」やピンク色のソースがたっぷりかかったパンケーキ「メルティー・パンケーキ」など、普段の食事では出合わない色使いに驚きの声があがる。しかし、食べてみると見た目をいい意味で裏切る美味しさ。ただ味の予想がつけづらいメニューが多いので、そこも含めた驚きを楽しんでくれる相手と一緒にいくのがよさそう。11月20日からは鶏肉、豚肉、牛肉の3種類のお肉を使った「東京コンボ MEAT MEAT MEAT」などディナーメニューも登場し、さらなる新しい食の世界が広がっている。

「カラフル ポイズンCAKE(ケミカル)」はホール(2800円)のほかカットサイズもオーダー可。
「カラフル ポイズンCAKE(ケミカル)」はホール(2800円)のほかカットサイズもオーダー可。
「カラフルレインボーパスタ」はパレット型のプレートに絵の具を模したソースを添えて提供。
「カラフルレインボーパスタ」はパレット型のプレートに絵の具を模したソースを添えて提供。

 アミューズメントパーク感覚で楽しめるお店は、座席の位置選びを変えればまた違う雰囲気が楽しめる。まずは一度予約にトライを!

※価格は特記がない限り税抜です。