辣腕参謀のプライベートは4児のママ!

 コンウェイ氏は1967年1月20日生まれ。偶然にも、2017年のトランプ政権発足の日に50歳になります。両親が3歳の時に離婚すると、母親、祖母、未婚のおばふたりと同居し「四人の女性に育てられた」と話しています。

 ワシントンDCにあるトリニティ・カレッジで政治学を学んだ後、ジョージワシントン大学のロースクールで学び、1992年に法務博士(J.D.)を取得。若い頃にはブルー・ベリー・プリンセスに選ばれるなどちょっとした美貌だったようです。そして、2001年に弁護士ジョージ・コンウェイ氏と結婚。CNNよると、現在は一組の双子を含めた4人の子供のママです。

 2005年には、共著で『女性が本当に欲しているもの』(原題:What Women Really Want)を出版。サブタイトルは「アメリカ人女性は、生きていく上でいかに政治的、人種的、階層的見解を押し殺しているか」といったもの。まさに、女性の気持ちを代弁するかのようなタイトルの本です。

 そんなコンウェイ氏はトランプ氏と10年来の知り合いで、“トランプの耳元でささやく人”との異名を取ります。ワシントンポストによると、トランプ氏のビルの一つに居住していた2006年に二人は知り合い、トランプタワーの居住エリアの重役としても活動していました。そして、2015年にトランプ氏から選挙参謀について打診されながら、一度は断り、別の候補者テッド・クルーズ氏の支援に回りました。コンウェイ氏はその時のことを「トランプ氏と組んで、周りに何を言われるかが怖かった」と話しています。