こんにちは。著述・翻訳家の上野陽子です。現地時間2月5日に毎年恒例の米スーパーボウルのハーフタイムショーが開催され、歌手のレディ・ガガが登場しました。ケイティ・ペリーやブルーノ・マーズも「圧巻」と賞讃ツイートをし、ぽっちゃり体型に対する意見を除けば、「史上最高のパフォーマンス」との声が聞かれました。ガガがパフォーマンスに込めたメッセージの内容とその背景をひも解いてみましょう。

華やかなパフォーマンスに秘められたメッセージ

キラキラパフォーマンスには世界が絶賛するメッセージが込められていました (C) PIXTA

 2月5日、米プロフットボールNFL(ナショナル・フットボールリーグ)の王者を決める第51回米国スーパーボウルのハーフタイムショー。夜空に青色と赤色に輝く無数のドローンが飛び交う中、レディ・ガガは、シルバーのキラキラ光るグリッターの衣装で、スタジアムの屋根の上に登場。

 そして、ガガが掲げた「インクルージョン(inclusion=寛容・包括性)」が込められた歌で、“史上最高のパフォーマンス”との声も聞かれたショーは幕を開けました――。

(ちょっとおさらい)
「スーパーボウル」って?
プロアメリカンフットボールリーグであるNFL(ナショナル・フットボールリーグ)の優勝決定戦。アメリカでは「事実上の休日」とまで言われ、毎年テレビでは高視聴率をあげる試合。そのハーフタイムショーは、プリンス、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ビヨンセ、最近ではケイティ・ペリー、ブルーノ・マーズなどがパフォーマンスを行ってきた。