酢パプリカと酢ニラ&アーモンド

 「酢タマネギ」「酢キャベツ」と、「酢漬け」は日ヘルのお家芸だ。「酢パプリカ」はもう簡単でうまいの、決定だな……とページをめくっていたら意外な食材発見。「酢ニラ&アーモンド」だと? ニラ、生で酢漬けにして臭くないのか。ブツブツいいながら、まずは基本の漬け酢を作る。酢200ml、水200ml、塩大1。これに、好みで砂糖やローリエ、粒コショウなどのスパイスを入れてもいい。酢の種類も自由。私はリンゴ酢でやってみた。これを鍋に入れて火にかけ、砂糖が完全に溶けたら火をとめて冷ます。

 まず、パプリカは食べやすい大きさに切り、清潔な保存容器に入れ、漬け酢をヒタヒタになるまで注ぐ。半日ぐらい漬けておけばOKで、冷蔵庫で1週間くらい保存できる。ま、マズい要素は皆無なのだが、実はパプリカってけっこう糖度が高い。漬け酢は砂糖なしの方がキリッとした味に仕上がるなと思った。和洋中どれがきても「箸休め」にぴったりな1品だ。

 一方、ニラは2~3㎝にカットし、アーモンドと一緒に保存容器に。あとの手順は全く同じだ。これは漬け酢ごとテーブルに出しておくとサラダのドレッシングやラーメンのトッピングにと、ちょい足ししたくなる感じ。誌面では「豆腐にのせる」という食べ方が紹介されている。私のおススメは焼き魚のトッピング。塩がなくてもおいしく食べられるし、軟らかくなったアーモンドの濃厚なコクが楽しめる。これをパスタのソースがわりにフライパンでジャジャッと絡ませるのもうまかったよ。

 くわしくは「日経ヘルス」5月号 P38「抗酸化力×酢酸パワーで美肌&やせ体質に 酢パプリカ」を読んでね。