ブルーベリーヨーグルト+きな粉

 これはもう王道でしょ? 液体ときな粉の馴染みもよくて、味も非常に「お手柔らか」。ヨーグルトのすっぱさやブルーベリーのフルーティーさが、きな粉の大豆っぽさをうまくマスキングしてくれる。きな粉さえ持っていけば、ヨーグルトの容器でも十分シャカシャカできるので「会社で飲みたい!」という人にもオススメだ。

 ただしコレ、「飲み物」というカテゴリーに収めるには、お腹にたまる感じや腹もちの良さがヘビー級過ぎる。よく「牛乳は噛んで飲みなさい」とか言うけれど、まさに「噛みながらゆっくりとお腹に落としていく」感じだ。

 「もう朝ごはんを食べている時間はない!」とか「このまま残業だと夕飯は10時過ぎ?」なんていうピンチのお助けドリンクとしては有力候補。運動した後なんかに「もう少しサッパリ&ゴクゴク飲みたい」という場合は、ローファットミルクを足して濃さと甘みを抑えるといいかも。

グリーンスムージー+きな粉

 これもヨーグルトと同じぐらいの「絶対安全レシピ」だと思っていたら、あの「とろり感」が裏目に出た感じ。きな粉がうまく混ざらなくてダマになりやすい。もちろん、ちゃんとミキサーを使えば全然問題ないんだろうと思う。

 常々グリーンスムージーって「そんなチャラい味で本当に健康にいいのかね?」って思っていたのだが、きな粉を入れたら俄然「っぽく」なった感じがする。サナギから蝶。フレッシュさがウリだったアイドルが演技派女優に変身したような貫禄がある。

 個人的な好みかもしれないが、きな粉とは相性の良くないフルーツの香りっていうのがある気がするから、いろんな種類を試した方がいいかも。いっそ青汁なのか? それ、演技派を通り越して、もう「大御所」だよね?

 次に試すのは「トマトジュース+きな粉」!