破綻しないために、キャッシュフローで考える

 せっかく立てた目標も収支のやりくりができないのなら継続がむずかしくなります。計画を破綻のないように実現させるためには「キャッシュフロー表」を書いてみることをおすすめします。

 キャッシュフロー表とは、現在の収入や支出、予想されるキャリアチェンジ、出産などのライフイベントをもとに、将来の収支状況や貯金残高をエクセルなどの表で具体的な数字に落とし込み、「見える化」できるツール。例えば、2018年は休職をして学校に通うので年間300万円の赤字、貯金残高は200万円になるなどが視覚化できます。

 キャッシュフロー表は日本FP協会のホームページなどからダウンロードすることも可能です。

 いかがでしょうか。私自身も失業を経験し独立をするなどで途方に暮れるような悩みもありましたし、現在も悩みはつきません。しかし、上記の3つの方法で数字で見える化をして考えると、進むべき道が見えてきます。

文/花輪陽子 イラスト/本郷史織

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