使うべき時は惜しみなく使うことも必要

2.使うべき時は惜しみなく使う

 先ほど貯められる時には貯めるべきだと言いましたが、人生で「ここぞ」というチャンスでは貯金を惜しみなく使うことも必要になります。例えば、資格の勉強をする、学校に通う、自分や家族の一大事でお金が必要な時なども挙げられます。そのお金が投資となってリターンが戻ってくる場合(収入アップなど)もあるため、お金が必要な時には惜しみなく使う勇気も必要です。ただし、やみくもに使うのではなく、投資になるのかしっかりと見極めて使うようにしましょう。

3.稼げない時は守る

 病気の時、失業をした時、子育てや介護で思うように仕事ができない時、そんな時は全力でお金を守る努力をしましょう。私も失業をしたことがありますが、働かないで貯金を取り崩している時は恐ろしいほど早く貯金が崩れていくものです。例えば、年間の生活費が300万円の人が1年間働かなければ、その間に300万円も貯金が減ってしまうことになります。貯金の減りを緩やかにさせるためにも、場合によっては引越をして住居費を減らすなど生活費の大幅な見直しも必要になります。