スピーチ原稿を書くならこの本を読めばOK!

(C)PIXTA
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 お話は、結婚式のスピーチから国を動かす政治家の演説にまで発展。それにともない二宮こと葉は、言葉で多くの人を魅了する力をつけていくのです。読み進むと、自分が主人公に憑依してめきめきと文章力がついてくるような錯覚が起きる。読むほどに「私ももしかしたら、言葉の力で世界を動かすことができるかもしれない」という気分になってくる。この高揚感が「贈りたい本No.1」に輝き、12万部を突破するヒットにつながっているのでしょう。

 もしあなたが結婚式のスピーチを依頼されたら、古くさい「結婚式のスピーチ読本」を買ったり「結婚式の祝辞」を検索する必要はありません。この一冊を読めば十分です。天才スピーチライター久遠久美が、あなたにも会場を笑いに包み、やがて感動に誰もがむせび泣くスピーチ原稿の書き方を教えてくれます。スピーチライターのプロとして、私がこれを保証します。

文/ひきたよしあき 写真/PIXTA

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